Jazz Word ま行 - 東京ジャズクラブ346 - TOKYO JAZZ CLUB 346 -

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Jazz Word ま行

Jazz Word
【マ】
マウスピース mouthpiece
管楽器の吹き口。演奏者の口に当たる管楽器の部分。

マスタリング mastering
アルバム制作の過程のひとつで、曲ごとの音量を調節したり、曲順を変更したり、曲の前後の演出効果などを付加したりする、最終段階の作業。

マレット mallet
先端にボール状の布や革をつけたスティック。ドラムやヴィブラフォン、マリンバ、ティンパニーなどの演奏に用いられる。
【ミ】
ミストーン miss tone
演奏の失敗音。譜面に書かれたとおりではない音。ただし、「譜面に書いてあるとおりが音楽ではない」とされるジャズにおいては、ミストーンも演奏のうちとされ、これをいかにうまくフォローできるかで良いほうに評価が変わったりする場合もある。

ミュート mute
音を小さくする装置。主に管楽器では、音色を変化させる効果のために使用される。

【メ】
メドレー medley
よく知られた曲の一部分ずつをつなぎ合わせるなどして、ひとつにまとめた曲のこと。いろいろな曲をつなげて演奏すること。混合曲。ラテン語の「混ぜ合わせたもの」が語源。
【モ】
モード mode
旋法。音を並べた音階(scale)に対して、規則に従った動きを示すものを指す。ジャズでは、中肚に教会音楽で使われていたパターンを流用し、1960年代にマイルス・デイヴィス(tp)ビル・エヴァンス(p)を中心として、コード進行に規制されたビバップ(~ハードバップ)とは違う方法論として確立。これが「モードジャズ」と呼ばれるようになった。

モード・ジャズ mode jazz
マイルス・デイヴィス(tp)のクインテットに入ったジョン・コルトレーン(ts)は1950年代の後半にすでにモード・ジャズ風の音の使い方で吹いていたが、1959年の春ビル・エヴァンス(p)を加えて録音された「ソー・ホワット」でモード・ジャズがスタートしたと言える。
モードとは旋法のことで、最も簡単で基本的なものは教会旋法である。その主要なところはローマ法王グレゴリウスⅠ世(在位590年~604年)によってまとめられたといわれている。
1960年から現在に至るまで実に多様なモード手法が考案され、サウンドやアドリブの作りは非常に複雑なものになって来ている。

モダンジャズ modern jazz
ビバップ以降の、基本的にフォービート・スタイルのジャズを指していう。1946年から1959年までがモダン・ジャズ期と呼ばれる。初期のバップのころから1959年8月のソニー・ロリンズ(ts)の一時的引退に至るまで、多くのすぐれたミュージシャンが輩出した。ハードバップを中心としたジャズを指すことが多い。
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