JOHN WILLIAM COLTRANE(ジョン・コルトレーン)Leader Album - 東京ジャズクラブ346 - TOKYO JAZZ CLUB 346 -

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JOHN WILLIAM COLTRANE(ジョン・コルトレーン)Leader Album

Jazz Artist > Saxphone
ノースカロライナ州ハムレット生まれ (1926.9.23~1967.7.17)

1955年秋マイルス・デイヴィス・クインテットとしてソニー・ロリンズの代りとして参加。この時代に独特の硬いトーンによる気迫のこもった力強さやギクシャクとした曲折するフレーズ、そして音階を吹ききるような早いパッセージと大胆な音の飛躍を粗削りで爆発的なハーモニーに乗せて吹いている。
1957年夏にセロニアス・モンク・カルテットでの研鑽により彼独特の聴き手の心の中をえぐりとってしまうかのような迫力と確信に満ちた語り口を生み出していく。
1958年初めのマイルス・デイヴィスの新編成セクステットの一員として、モード手法の洗礼を受け、アドリブの可能性をさらに拡大していく。

1.ブルー・トレイン 2.モーメンツ・ノーティス 3.ロコモーション 4.アイム・オールド・ファッションド 5.レイジー・バード
Recorded at the Van Gelder Studio on 15 Sep 1957
コルトレーンのリーダー作は、ブルーノートには1枚しかない。それが本作である。リー・モーガン&カーティス・フラーとの3管編成でのびのび、かつエネルギッシュに吹いている名作だ。ケニー・ドリュー、ポール・チェンバース、フィリー・ジョー・ジョーンズというリズム・セクションの顔ぶれも申し分ない。
1.グッド・ベイト 2.アイ・ウォント・トゥ・トーク・アバウト・ユー 3.ユー・セイ・ユー・ケア 4.テーマ・フォー・アーニー 5.ロシアの子守唄
Recorded at Rudy Van Gelder Studio on 7 Feb 1958
生涯の愛奏曲ともなった「アイ・ウォント・トゥ・トーク・アバウト・ユー」をはじめ、コルトレーンの自信に満ちた姿が見出せるプレスティッジ時代の最高傑作!
1.ジャイアント・ステップス 2.カズン・マリー 3.カウントダウン 4.スパイラル 5.シーダズ・ソング・フルート 6.ネイマ 7.ミスター・P.C. 8.ジャイアント・ステップス 9.ネイマ 10.ライク・ソニー 11.カウント・ダウン 12.カズン・マリー 13.シーダズ・ソング・フルート
Recorded at Atlantic Studios,NYC on 24 Mar & 4,5 May & 2 Dec 1959
アドリブの基本原理となるコードチェンジを極限まで押し進めた、きわめてメカニカルな演奏は、当時のサイドマンには演奏が困難だった。途中でメンバーの交代も行われた結果、生まれたのがこの作品だ。しかし、聴いてみると実にスムースに演奏が展開されており、何度か聴けば音楽が論理的に構築されている様子がわかってくる。完成度の高い作品だ。
1.マイ・フェイヴァリット・シングス 2.エヴリタイム・ウイ・セイ・グッドバイ 3.サマータイム 4.バット・ノット・フォー・ミー
Recorded at Atlantic Studios,NYC on 21 & 24 & 26 Oct 1960
『ジャイアント・ステップス』と本作はコルトレーンの代表作であるばかりか、アトランティック企業単位の名作でもある。特にトレーンが技術的に急速な進化を遂げた節目に位置する点がポイント。ソプラノによる①は、60年代の自己の姿を見据えたようで圧巻。
1.オレ! 2.ダホメイ・ダンス 3.アイシャ 4.オリジナル・アンタイトルド・バラード(トゥー・ハー・レイディシップ)
Recorded at A&R Studios,NYC on 25 May 1961
大胆なソロを展開した彼の代表的アルバムに、バラード1曲を追加収録。美しいテナーの音色を心ゆくまで楽しめる内容だ。タイトルに象徴されるスパニッシュ風のニュアンスが作品を特徴づける。
1.スピリチュアル 2.朝日の如くさわやかに 3.チェイシン・ザ・トレーン
Recorded at "Village Vanguard",NYC on 2 & 3 Nov 1961
1961年にNYの老舗クラブで行なわれた伝説のライヴ・パフォーマンスの中から選曲されたライヴ名盤。メンバーの一体感も素晴らしく、コルトレーンとドルフィーのバトルも凄まじい1枚。
1.セイ・イット 2.ユー・ドント・ノウ・ホワット・ラヴ・イズ 3.トゥー・ヤング・トゥ・ゴー・ステディ 4.オール・オア・ナッシング・アット・オール 5.アイ・ウィッシュ・アイ・ニュー 6.ホワッツ・ニュー 7.イッツ・イージー・トゥ・リメンバー 8.ナンシー
Recorded at Rudy Van Gelder Studio on 18 Sep & 13 Nov 1962
コルトレーン/ジャズ・ファンの中でも最高傑作と名高い名盤が再発。情感と歌心あふれるしっとりとした演奏や展開など、モダン・ジャズの金字塔といえる1枚。入門するなら本作から。
1.イン・ア・センチメンタル・ムード 2.テイク・ザ・コルトレーン 3.ビッグ・ニック 4.スティーヴィー 5.マイ・リトル・ブラウン・ブック 6.アンジェリカ 7.ザ・フィーリング・オブ・ジャズ
Recorded at Rudy Van Gelder Studio 26 Sep 1962
完成された様式美のエリントンと様式の回廊からの脱出を指向するコルトレーンの共演であった、と前後の状況から言える。演奏スタイルの違う2人の出会いが生み出した不思議な調和は,エリントンの庭でのパーティーでのものだけに面白い。
1.ゼイ・セイ・イッツ・ワンダフル 2.デディケイテッド・トゥ・ユー 3.マイ・ワン・アンド・オンリー・ラヴ 4.ラッシュ・ライフ 5.ユー・アー・トゥー・ビューティフル 6.オータム・セレナーデ
Recorded at Rudy Van Gelder Studio on 7 Mar 1963
天才コルトレーンのサックスと、低音の魅力が堪らないハートマンのヴォーカルが美しく絡み合う、ジャズ・ヴォーカル・アルバムの傑作。普段とは違うコルトレーンの魅力を堪能できる1枚。
1.マイ・フェイヴァリット・シングス 2.アイ・ウォント・トゥ・トーク・アバウト・ユー 3.セルフレスネス
Recorded at 'Newport Jazz Festival' on 7 Jul 1963 & at Western Recorders,LA on 14 Oct 1965
1963年のニューポート・ジャズ・フェスティヴァルで演奏された名曲「マイ・フェイヴァリット・シングス」と、別セッションを楽しめる1枚。フリー・ジャズへと至る軌跡が辿れる重要作だ。
1.アフロ・ブルー 2.アイ・ウォント・トゥ・トーク・アバウト・ユー 3.ザ・プロミス 4.アラバマ 5.ユア・レイディ
Recorded at "Birdland",NYC on 8 Oct 1963 & at Rudy Van Gelder Studio on 18 Nov 1963
ニューヨークの名門ジャズ・クラブ、バードランドでのライヴの模様を収録した実況盤。不動のコルトレーン・カルテットによる、白熱した演奏が素晴らしい。カルテットの当時の充実ぶりが窺える作品。
1.クレッセント 2.ワイズ・ワン 3.ベッシーズ・ブルース 4.ロニーズ・ラメント 5.ザ・ドラム・シング
Recorded at Rudy Van Gelder Studio on 27 Apr & 1 Jun 1964
コルトレーンの名バラード「クレッセント」「ロニーズ・ラメント」をフィーチャーしたオリジナル集。不動のカルテットによる安定した演奏で、楽曲の良さにジンワリ感動できる。バラード好きにお薦め。
1.パート1:承認 2.パート2:決意 3.パート3:追求~パート4:賛美
Recorded at Rudy Van Gelder Studio on 9 Dec 1964
『バラード』とともに人気の高いモダン・ジャズ名盤のうちの1枚。マッコイ・タイナー、ジミー・ギャリソン、エルヴィン・ジョーンズという60年代の名カルテットの演奏が素晴らしい作品。
1.トランジション 2.ディア・ロード 3.スイート
Recorded at Rudy Van Gelder Studio on 26 May & 10 Jun1965
コルトレーン・カルテット末期の演奏2曲とドラマーがエルヴィンからロイ・ヘインズに交代した演奏1曲を収録。コルトレーンならではの崇高なサウンドが楽しめる。
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