WYNTON KELLY(ウイントン・ケリー)Another BLUE NOTE - 東京ジャズクラブ346 - TOKYO JAZZ CLUB 346 -

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WYNTON KELLY(ウイントン・ケリー)Another BLUE NOTE

Jazz Artist > Piano & Organ
ジャマイカ生まれ (1931.12.2~1971.4.12)

「ケリーは煙草につける火のような存在だ。彼なくして煙草は吸えぬ」とマイルス・デイヴィスに言わしめたウイントン・ケリーはシンプルでメロディックな哀感と詩情を漂わせたプレイに魅力がある。卓越したリズム感を活かした明るく楽しい躍動感溢れるスタイルが本領。

1 ストロング・マン 2 ハピネス・イズ・ジャスト・ア・シング・コールド・ジョー 3 マイ・マン 4 テンダー・アズ・ア・ローズ 5 ザッツ・ヒム 6 アイ・マスト・ハヴ・ザット・マン 7 ポーギー 8 女が男を愛する時 9 愛さないではいられない 10 ドント・エクスプレイン 11 アイ・マスト・ハヴ・ザット・マン (テイク3)  12 ポーギー (テイク1)
Recorded at Reeves Sound Studios, NY on 28 Oct 1957
敬愛するビリー・ホリデイの愛唱歌を取り上げた名盤。ジャジーに、時にフォーキーに、せつない女心を独自の解釈で歌い上げた作品。特に「ストロング・マン」の名唱が有名。
1. ウィスパー・ノット (MONO) 2. アクション (MONO) 3. ダーク・アイズ (MONO) 4. ストロング・マン (MONO) 5. イル・ウインド (MONO) 6. ドント・エクスプレイン (MONO) 7. ユー・キャント・ゲット・アウェイ (MONO) 8. ダーク・アイズ (別テイク) (MONO)
Recorded at NYC on 31 Jan 1958,Jan 1958
ブルージーなタッチで人気のピアニストのリヴァーサイド第一弾。ケニー・バレルが参加したトリオ&カルテットの2種の編成で妙技を披露。
1.ジャイアント・ステップス 2.カズン・マリー 3.カウントダウン 4.スパイラル 5.シーダズ・ソング・フルート 6.ネイマ 7.ミスター・P.C. 8.ジャイアント・ステップス 9.ネイマ 10.ライク・ソニー 11.カウント・ダウン 12.カズン・マリー 13.シーダズ・ソング・フルート
Recorded at Atlantic Studios,NYC on 24 Mar & 4,5 May & 2 Dec 1959
アドリブの基本原理となるコードチェンジを極限まで押し進めた、きわめてメカニカルな演奏は、当時のサイドマンには演奏が困難だった。途中でメンバーの交代も行われた結果、生まれたのがこの作品だ。しかし、聴いてみると実にスムースに演奏が展開されており、何度か聴けば音楽が論理的に構築されている様子がわかってくる。完成度の高い作品だ。
1.ライムハウス・ブルース 2.アラバマに星墜ちて 3.ワバッシュ 4.グランド・セントラル 5.ユーアー・ア・ウィーヴァー・オブ・ドリームス 6.ザ・スリーパー
Recorded at Universal Recording Studio B,Chicago on 3 Feb 1959
マイルス・グループで活躍したアダレイによる、マイルス抜きのマイルス・バンドのメンバーたちと録音した作品。アダレイの重量級のアルトと天才コルトレーンのテナーのしのぎ合いも聴きどころ。
1.ケリー・ブルー 2.朝日のようにさわやかに 3.ドゥ・ナッシン・ティル・ユー・ヒア・フロム・ミー 4.オン・グリーン・ドルフィン・ストリート 5.柳よ泣いておくれ 6.キープ・イット・ムーヴィング(テイク4) 7.キープ・イット・ムーヴィング(テイク3) 8.オールド・クローズ
Recorded at NYC on 19 Feb,10 Mar 1959
1曲目のタイトル・ナンバー「ケリー・ブルー」をはじめ、小気味よいケリーのピアノが楽しめる、彼の代表アルバム。
1.ソー・ホワット 2.フレディ・フリーローダー 3.ブルー・イン・グリーン 4.オール・ブルース 5.フラメンコ・スケッチ 6.フラメンコ・スケッチ(別テイク)
Recorded at 30th Street Studios,NYC on 2 Mar 1959
モードを駆使し,音数を極力押さえた絶妙なマイルスのソロも含め、全体に気品が漂ってくるクールな名盤。
1 アフロ・ブルー 2 ロンリー・ハウス 3 レット・アップ 4 サーズデイズ・チャイルド 5 ブラザー、ホエア・アー・ユー? 6 ラフ、クラウン、ラフ 7 カム・サンデイ 8 朝日のようにさわやかに 9 ロスト・イン・ザ・スターズ 10 ロング・アズ・ユーア・リヴィング
Recorded at NY on Spring and Fall 1959
グレート・アメリカン・ソングブックからのスタンダード曲を中心としたそれまでの作品とは一線を画し、タイトルが示すように、シンガーは厳粛かつ内省的に、世界の厳しい現実を歌う一方で、彼女のヴォーカルの才能が発揮され、リンカーンは曲の歌詞の内容をソウルフルに体現している。
1.オリーヴ・リフラクションズ 2.ザ・メッセージ 3.ロンリー・ワン 4.63丁目のテーマ 5.プレイメイツ 6.ヴィーナスと月
Recorded at NYC on 4 & 5 Aug 1959
リバーサイドの中でもとりわけ有名なアルバムである。サックス、トランペット、トロンボーンの3管編成で、ファンクにドライブしており、当時のモダン・ジャズの世界にしかない完成された世界が十分に楽しめる。
1.リンクルズ 2.ママ“G” 3.ジューン・ナイト 4.ホワット・ノウ 5.シドニー
Recorded at NYC on 12 Aug 1959
リー・モーガン、ウェイン・ショーターという豪華なゲスト陣、気心の知れあったリズムセクションとの絡みは実に楽しげに聴こえてくる。
1.オープニング・ステイトメント 2.マイナー・スイート 3.ビー・ティーズ・マイナー・プレア 4.ライフズ・ア・リトル・ブルー 5.ア・グランド・ヴァルス 6.フー・キャン・アイ・ターン・トゥ
Recorded at NYC on 13 & 15 Apr 1960
リトル22歳、ラファロ24歳、この1年後に天に召されてしまう2人の天才が残した奇跡の名作。強靭なラファロのベース、大らかなリトルのホーン、どちらも完成には至らなかったが、残したものは計りしれない。
1.テンパランス 2.ウィアード・ララバイ 3.オン・ステージ 4.スケーティン 5.ポット・ラック
Recorded at NYC on 27 Apr 1960
ピアニスト、ウィントン・ケリーがシカゴのヴィー・ジェイ・レーベルに残した絶頂期の録音。多くのピアノ・トリオ・アルバムの中でも名盤に数えられる1枚。
1.アイル・クローズ・マイ・アイズ 2.エイヴァース 3.スクラップル・フロム・ジ・アップル 4.カインダ・ヴェイグ 5.サー・ジョン 6.ホエン・アイ・フォール・イン・ラヴ 7.スウィート・パンプキン 8.アイ・ウィッシュ・アイ・ニュー
Recorded at NYC on 24 & 25 Aug 1960
《ヘリテッジ・オブ・ジャズ》シリーズの1枚。トランペッター、ブルー・ミッチェルの代表作。軽快にスウィングするウィントン・ケリーのピアノとともに、伸びやかなフレージングが楽しめる。
1.ストレート・アヘッド 2.ホエン・マリンディー・シングズ 3.イン・ザ・レッド 4.ブルー・モンク 5.レフト・アローン 6.アフリカン・レディ 7.レトリビューション
Recorded at Nola Penthouse Studios, NY on 22 Feb 1961
カサンドラ・ウィルソン、ジャズメイア・ホーンなど後進からも敬愛を受ける伝説的シンガー、アビー・リンカーンの傑作。のちに夫となるマックス・ローチをはじめとする凄腕ミュージシャンたちがバックに参加、ビリー・ホリデイ作詞の「レフト・アローン」など数々の名曲を唯一無二の歌唱で描き出す。
1.サムデイ・マイ・プリンス・ウィル・カム 2.オールド・フォークス 3.プフランシング 4.ドラッド・ドッグ 5.テオ 6.アイ・ソート・アバウト・ユー 7.ブルースNo.2 8.サムデイ・マイ・プリンス・ウィル・カム(別テイク)
Recorded at 30th Street Studios,NYC at 7 & 20 & 21 Mar 1961
ジャズ・ファンならずとも名前を知っている神様的存在、マイルス・デイヴィスのアルバム。コルトレーンとの最後の共演作でジャズの歴史を顧みるのに最適な名盤のなかの名盤だ。
1-1.オレオ 1-2.ノー・ブルース 1-3.バイ・バイ (テーマ) 1-4.イフ・アイ・ワー・ア・ベル 1-5.フラン・ダンス 1-6.オン・グリーン・ドルフィン・ストリート 1-7.ザ・テーマ
2-1.オール・オブ・ユー 2-2.ネオ 2-3.アイ・ソウト・アバウト・ユー 2-4.バイ・バイ・ブラックバード 2-5.ウォーキン 2-6.ラヴ、アイヴ・ファウンド・ユー
3-1.イフ・アイ・ワー・ア・ベル 3-2.ソー・ホワット 3-3.ノー・ブルース 3-4.オン・グリーン・ドルフィン・ストリート 3-5.ウォーキン 3-6.ラウンド・ミッドナイト 3-7.ウェル・ユー・ニードント 3-8.ザ・テーマ
4-1.枯葉 4-2.ネオ 4-3.トゥー・ベース・ヒット 4-4.バイ・バイ (テーマ) 4-5.ラヴ、アイヴ・ファウンド・ユー 4-6.アイ・ソウト・アバウト・ユー 4-7.サムデイ・マイ・プリンス・ウィル・カム 4-8.朝日のようにさわやかに
Recorded at "The Blackhawk",SF on 20 & 21 Apr 1961
ひたすらシンプルに荒々しく突進する典型的なハードバップ・バンド。だから理屈抜きに楽しめる。マイルスにとって最初のライヴ盤。マイルスはもちろんだが、ウイントン・ケリーのピアノが最高に素晴らしい。ケリーのファンにとっても必携盤だ。
1.降っても晴れても 2.メイク・ザ・マン・ラヴ・ミー 3.枯葉 4.飾りの付いた四輪馬車 5.ジョーズ・アヴェニュー(original take) 6.サッシー 7.ラヴ・アイヴ・ファウンド・ユー 8.風と共に去りぬ 9.飾りの付いた四輪馬車(take3)
Recorded at Chicago 20 & 21 July 1961
最大の魅力はリズム感の良さからくるハッピーなスイング感。一方バラードもしみじみ。『Kelly Great』も代表作だが、日本のジャズ・ファンはピアノ・トリオが好きだし、本盤はジャズ・ピアノ・トリオの名作という意味でもオススメである。
1.ドミノ 2.ミーティング・オン・ターミニズ・コーナー 3.タイム 4.ラメント 5.ストリッチ・イン・タイム 6.3-イン-1・ウィズアウト・ジ・オイル 7.ゲット・アウト・オブ・タウン 8.ローランド 9.アイ・ビリーヴ・イン・ユー 10.E.D. 11.モンク&ミンガス 12.ドミノ(別テイク) 13.アイ・ディドント・ノウ・ホワット・タイム・イット・ウォズ 14.やさしき伴侶を
Recorded at Chicago on 6 Sep 1962 & at Nola Penthouse Studios,NYC at 17,18 Apr 1962
3本の楽器を同時に吹くびっくり人間、ローランド・カーク。その独創性あふれる奇才っぷりは、40年後の現在に聴いても新鮮。本作はジャズのエネルギー迸るカークの初期の代表的1枚だ。
1.フル・ハウス 2.アイヴ・グロウン・アカスタムド・トゥ・ハー・フェイス 3.ブルーン・ブギ 4.キャリバ 5.降っても晴れても(テイク2) 6.S.O.S(テイク3) 7.降っても晴れても(テイク1) 8.S.O.S(テイク2) 9.ボーン・トゥ・ビー・ブルー
Recorded at "Tsubo",Berkeley at 25 Jun 1962
ジャズギターの代表的名盤としても広く知られた作品だ。共演のテナーサックス奏者ジョニー・グリフィンとのかけ合いがすばらしく、ライブとは思えない完成度の高さ。サイドマンを務めるウイントン・ケリーのピアノも弾けるような心地よさだ。オーソドックスなジャズギターの魅力を知るのに最も適した、優れたアルバムである。
1.ノー・ブルース 2.イフ・ユー・クッド・シー・ミー・ナウ 3.ユニット・セヴン 4.フォー・オン・シックス 5.ホワッツ・ニュー
Recorded at "Half Note",NYC on 24 Jun 1965 & Rudy Van Gelder Studio on 22 Sep 1965
かつてNYにあったハーフ・ノートというジャズ・クラブでのセッションが冒頭の2曲だ。2大スターの熱気が伝わってくる興奮アルバム。65年7月の録音だが、さらに同年9月に録音されたスタジオでの3曲も加えられた質の高いアルバムだ。
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