MILES DEWEY DAVIS(マイルス・デイビス) - 東京ジャズクラブ346 - TOKYO JAZZ CLUB 346 -

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MILES DEWEY DAVIS(マイルス・デイビス)

Jazz Artist > Trumpet & Cornet
イリノイ州アルトン生まれ (1926.5.26~1991.9.28)
50年代にはハード・バップ、60年代にはモード奏法を推進。その後もエレキサウンドを大胆に取り入れ、常にジャズを牽引した。
彼のプレイは当初、ディジー・ガレスピーを目標としたが、その鋭い高音や目まぐるしく複雑に変化するフレーズを自分のものとすることがとても無理と悟るや、フレディ・ウェブスターのノン・ヴィブラートによるソフトな中音域を主体とするシンプルなフレーズのプレイを学びとり、自分自身の演奏スタイルとして築いていった。

1.ラウンド・ミッドナイト 2.アー・リュー・チャ 3.オール・オブ・ユー 4.バイ・バイ・ブラックバード 5.タッズ・デライト 6.ディア・オールド・ストックホルム 7.トゥー・ベース・ヒット 8.リトル・メロネー 9.バッドオー 10.スウィート・スー、ジャスト・ユー
Recorded at 799 7th Avenue Studios,NYC on 27 Oct 1955,at 30th Street Studios,NYC on 5 Jun & 10 Sep 1956
マイルス・ディヴィスは、40年代末からジャズの第一線で活躍してきた偉大なミュージシャンである。その彼が、自身のバンドを率いてハードバップと呼ばれるジャズのスタイルを確立させた、歴史的アルバムである。
1.ドクター・ジャックル 2.シッズ・アヘッド 3.トゥー・ベース・ヒット 4.マイルストーンズ 5.ビリー・ボーイ 6.ストレイト,ノー・チェイサー 7.トゥー・ベース・ヒット(別テイク) 8.マイルストーンズ(別テイク) 9.ストレイト,ノー・チェイサー(別テイク)
Recorded at 30th Street Studios,NYC on 4 Feb 1958
タイトル曲がなんといってもカッコいい。一度聴いたら絶対に耳から離れないキャッチーなテーマといい、マイルスのさっそうとしたソロといい、ジャズを聴いててホントによかったと実感する演奏だ。さらにこれは、「カインド・オブ・ブルー」に先立つモード・ジャズのファースト・ステップとして位置づけられている演奏でもある。
1.ソー・ホワット 2.フレディ・フリーローダー 3.ブルー・イン・グリーン 4.オール・ブルース 5.フラメンコ・スケッチ 6.フラメンコ・スケッチ(別テイク)
Recorded at 30th Street Studios,NYC on 2 Mar 1959
モードを駆使し,音数を極力押さえた絶妙なマイルスのソロも含め、全体に気品が漂ってくるクールな名盤。
1.アランフェス協奏曲 2.ウィル・オ・ザ・ウィスプ 3.ザ・パン・パイパー 4.サエタ 5.ソレア 6.ソング・オブ・アワ・カントリー 7.アランフェス協奏曲(別テイク/パート1) 8.アランフェス協奏曲(別テイク/パート2)
Recorded at 30th Street Studios,NYC on 20 Nov 1959 & 10,11 Mar 1960
マイルス・デイヴィスが音の魔術師といわれるギル・エヴァンス・オーケストラとコラボレートしたアルバム。
1.サムデイ・マイ・プリンス・ウィル・カム 2.オールド・フォークス 3.プフランシング 4.ドラッド・ドッグ 5.テオ 6.アイ・ソート・アバウト・ユー 7.ブルースNo.2 8.サムデイ・マイ・プリンス・ウィル・カム(別テイク)
Recorded at 30th Street Studios,NYC at 7 & 20 & 21 Mar 1961
ジャズ・ファンならずとも名前を知っている神様的存在、マイルス・デイヴィスのアルバム。コルトレーンとの最後の共演作でジャズの歴史を顧みるのに最適な名盤のなかの名盤だ。
1-1.オレオ 1-2.ノー・ブルース 1-3.バイ・バイ (テーマ) 1-4.イフ・アイ・ワー・ア・ベル 1-5.フラン・ダンス 1-6.オン・グリーン・ドルフィン・ストリート 1-7.ザ・テーマ
2-1.オール・オブ・ユー 2-2.ネオ 2-3.アイ・ソウト・アバウト・ユー 2-4.バイ・バイ・ブラックバード 2-5.ウォーキン 2-6.ラヴ、アイヴ・ファウンド・ユー
3-1.イフ・アイ・ワー・ア・ベル 3-2.ソー・ホワット 3-3.ノー・ブルース 3-4.オン・グリーン・ドルフィン・ストリート 3-5.ウォーキン 3-6.ラウンド・ミッドナイト 3-7.ウェル・ユー・ニードント 3-8.ザ・テーマ
4-1.枯葉 4-2.ネオ 4-3.トゥー・ベース・ヒット 4-4.バイ・バイ (テーマ) 4-5.ラヴ、アイヴ・ファウンド・ユー 4-6.アイ・ソウト・アバウト・ユー 4-7.サムデイ・マイ・プリンス・ウィル・カム 4-8.朝日のようにさわやかに
Recorded at "The Blackhawk",SF on 20 & 21 Apr 1961
ひたすらシンプルに荒々しく突進する典型的なハードバップ・バンド。だから理屈抜きに楽しめる。マイルスにとって最初のライヴ盤。マイルスはもちろんだが、ウイントン・ケリーのピアノが最高に素晴らしい。ケリーのファンにとっても必携盤だ。
1.ソー・ホワット 2.ウォーキン 3.ジョシュア 4.フォア 5.セヴン・ステップス・トゥ・ヘヴン 6.ゼア・イズ・ノー・グレーター・ラブゴー・ゴー
Recorded at "Philharmonic Hall","Lincoln Center",NYC on 12 Feb 1964
本作でのマイルスは、火の出るような熱いプレイを聴かせてくれる。闘士満々、まるでリングに上がったボクサーのようだ。①にしても②にしても、以前のアルバムに入っていたおなじみの曲だが、テンポも構成も変え、まったく新しい形で提示しているのがすごい。
1.マイ・ファニー・ヴァレンタイン 2.オール・オブ・ユー 3.ステラ・バイ・スターライト 4.オール・ブルース 5.アイ・ソート・アバウト・ユー
Recorded at Lincoln Center "Philharmonic Hall",NYC on 12 Feb 1964
本作と「フォア&モア」は、リンカーン・センターのフィルハーモニック・ホールにおける64年のコンサート・ライヴである。この2作は同じ時の演奏ながら、ビックリするほど対照的な内容だ。躍動感みなぎる「フォア&モア」に対し、本作はしっとりと落ち着いたムード。スタンダード・バラードを中心にした選曲のためだ。マイルスの絶妙なバラード演奏を堪能できる作品である。
1.E.S.P. 2.81 3.リトル・ワン 4.R.J. 5.アジテイション 6.アイリス 7.ムード
Recorded at LA on 20-22 Jan 1965
60年代のマイルス、スタジオ4部作の1番目にあたり、共演者の創造性あふれる音がマイルスを引き立たせた名盤。アブストラクトな雰囲気の演奏から、ジャズからの脱皮への模索すら感じさせる。
1.オービット 2.サークル 3.フットプリンツ 4.ドロレス 5.フリーダム・ジャズ・ダンス 6.ジンジャーブレッド・ボーイ
Recorded at 30th Street Studios,NYC on 24,25 Oct 1966
名曲「フットプリンツ」「フリーダム・ジャズ・ダンス」など、60年代のマイルス・サウンドの基本として位置づけられる作品。
1.ネフェルティティ 2.フォール 3.ハンド・ジャイヴ 4.マッドネス 5.ライオット 6.ピノキオ 7.ハンド・ジャイヴ(別テイク1) 8.ハンド・ジャイヴ(別テイク2) 9.マッドネス(別テイク) 10.ピノキオ(別テイク)
Recorded at 30th Street Studios,NYC on 7 & 22 & 23 Jun,19 Jul 1967
マイルス60年代黄金クインテットの最高傑作。有名なタイトル曲「ネフェルティティ」はテーマを延々繰り返すだけの演奏だが、その中で見事なドラマを作りあげたミステリアスなパフォーマンスは歴史に残るもの。
1-1.ファラオズ・ダンス
2-1.スパニッシュ・キー 2-2.ジョン・マクラフリン 2-3.マイルズ・ランズ・ザ・ヴードゥ・ダウン 2-4.サンクチュアリ 2-5.フェイオ
Recorded at Columbia Studio B,NYC on 19-21 Aug 1969
すべての音楽シーンに衝撃をあたえ、70年代の音楽の方向性を決定付けた歴史的超大作。エレクトリック・マイルスの代名詞ともなったアルバム。
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