THEODORE WALTER "SONNY" ROLLINS(ソニー・ロリンズ)
Jazz Artist > Saxphone
ニューヨーク生まれ (1930.9.7~)
豪快なプレイは「ロリンズ節」と呼ばれる。ひたむきに即興演奏の可能性を探る「完璧主義者」。
男性的な豪放さに特徴をもつソニー・ロリンズのプレイは細かいことにこだわらないおおらかさ、それでいて全てを包み込んでしまう包容力の大きさがある。なんといっても歌心の豊かさ、ぐいぐいと引きづりこんでしまうような懐かしくも親しみに満ちたメロディックな味わいは聴き手の心を捉えて離さないものがある。
男性的な豪放さに特徴をもつソニー・ロリンズのプレイは細かいことにこだわらないおおらかさ、それでいて全てを包み込んでしまう包容力の大きさがある。なんといっても歌心の豊かさ、ぐいぐいと引きづりこんでしまうような懐かしくも親しみに満ちたメロディックな味わいは聴き手の心を捉えて離さないものがある。
ザ・ファビュラス・ファッツ・ナヴァロ Vol.1(Blue Note・1531)
1.アワ・ディライト(別テイク) 2.同 3.ザ・スカーラル(別テイク) 4.同 5.ザ・チェイス(別テイク) 6.同 7.ウェイル(別テイク) 8.バウンシング・ウィズ・バド(別テイク) 9.ダブル・トーク 10.ダメロニア(別テイク) 11.同
Recorded at WOR Studio & Apex Studio on 26 Sep 1947,11 Oct 1948,9 Aug 1949
ハード・バップ以前の最も重要なトランペッターであるが、26歳という若さで惜しくもこの世を去ってしまった彼の代表作。相性が良くなかったと言われるB.パウエルとの掛け合いも希少価値がある。
ザ・ファビュラス・ファッツ・ナヴァロ Vol.2(Blue Note・1532)
1.レディ・バード(別テイク) 2.レディ・バード 3.ジャベロ(別テイク) 4.ジャベロ 5.シンフォネット(別テイク) 6.シンフォネット 7.ダブル・トーク(別テイク) 8.バウンシング・ウィズ・バド(別テイク) 9.異教徒たちの踊り(別テイク) 10.ザ・スカンク(別テイク) 11.バッペレーション
Recorded at WOR Studio & Apex Studio on 13 Sep,11 Oct 1948,9 Aug 1949
夭逝した天才トランペット奏者ファッツ・ナヴァロの参加したタッド・ダメロン、マギー~ナヴァロ、バド・パウエルが3頭リーダーのセッションを収録した名作。ビ・バップをこよなく愛したナヴァロのアドリブはすべてが必聴。参加メンバーもまばゆい。
ジ・アメイジング・バド・パウエル Vol.1/バド・パウエル(Blue Note・1503)
1.ウン・ポコ・ローコ(テイク1) 2.ウン・ポコ・ローコ(テイク2)3.ウン・ポコ・ローコ 4.異教徒たちの踊り 5.52丁目のテーマ 6.イット・クッド・ハプン・トゥ・ユー 7.チュニジアの夜(別テイク) 8.チュニジアの夜 9.ウェイル 10.オーニソロジー 11.バウンシング・ウィズ・バド 12.パリジャン・ソロフェア
Recorded at WOR Studios on 9 Aug 1949,1 May 1951
「ウン・ポコ・ローコ」 の3ヴァージョンで始まる悲運の天才ピアニストの炎のセッションを記録した不滅のアルバム。バド・パウエルがビ・バップの最重要ピアニストであることを端的に証明した1枚。同時期のルースト、ヴァーヴ盤と比較しても、このブルーノート作品が最もインパクトが強い。マックス・ローチとの 「ウン・ポコ・ローコ」 は3テイク連続で聴かされても全く飽きる事なく、その迫力にただ圧倒されるだけ。ジャズが持つ巨大なパワーを体で感じずにはいられない強烈な作品だ。
バグス・グループ/マイルス・デイヴィス(Prestige)
1.バグス・グルーヴ (テイク1) 2.バグス・グルーヴ (テイク2) 3.エアジン 4.オレオ 5.バット・ノット・フォー・ミー (テイク2) 6.ドキシー 7.バット・ノット・フォー・ミー (テイク1)
Recorded at Rudy Van Gelder Studio on 24 Dec 1954(1,2),29 Jun 1954(3-7)
ハード・バップの誕生を告げたジャズ史上に輝く名盤。後のバップ・シーンを担う巨人たちによるオールスター・セッション!
サキソフォン・コロッサス/ソニー・ロリンズ(Prestige)
1.セント・トーマス 2.ユー・ドント・ノウ・ホワット・ラヴ・イズ 3.ストロード・ロード 4.モリタート 5.ブルー・セヴ
ン
Recorded at Rudy Van Gelder Studio on 22 Jun 1956
ロリンズの即興演奏家としての実力を余すところなくとらえている点、そしてポピュラーであると同時にジャズの魅力をストレートに伝えているという両点で、非常にすぐれた作品だ。
ソニー・ロリンズ Vol.1(Blue Note・1542)
1.デシジョン 2.ブルースノート 3.グロカ・モラを思う 4.プレイン・ジェーン 5.ソニースフィア
Recorded at Van Gelder Studio on 16 Dec 1956
1.デシジョン 2.ブルースノート 3.グロカ・モラを思う 4.プレイン・ジェーン 5.ソニースフィア
Recorded at Van Gelder Studio on 16 Dec 1956
このアルバムをきっかけにソニー・ロリンズは往年のブルーノートからヒット・アルバムを多々に飛ばした。これから続々届くであろうCD盤はジャズの歴史を語る貴重なシリーズである。
ウエイ・アウト・ウエスト/ソニー・ロリンズ(Contemporary)
1.俺は老カウボーイ 2.ソリチュード 3.カム、ゴーン 4.ワゴン・ホイール 5.ノー・グレイター・ラヴ 6.ウェイ・アウト・ウエスト 7.俺は老カウボーイ(別テイク) 8.カム、ゴーン(別テイク) 9.ウェイ・アウト・ウエスト(別テイク)
Recorded at LA on 7 Mar 1957
《ヘリテッジ・オブ・ジャズ》シリーズの1枚。西海岸を訪れたソニー・ロリンズが、レイ・ブラウン、シェリー・マンとともにロサンゼルスで録音したピアノレスの名盤。西部開拓時代を想起させる。
Volume2/ソニー・ロリンズ(Blue Note・1558)
1.ホワイ・ドント・アイ 2.ウェイル・マーチ 3.ミステリオーソ 4.リフレクションズ 5.ユー・ステップト・アウト・オブ・ア・ドリーム 6.プア・バタフライ
Recorded at Rudy Van Gelder Studio on 14 Apr 1957
本作はモダン・ジャズの巨人が一堂に会した夢の競演。ロリンズがモンクやシルヴァー、ブレイキーを迎え、最高のテンションでフレーズを繰り広げる。
ニュークス・タイム/ソニー・ロリンズ(Blue Note・4001)
1.チューン・アップ 2.エイジアティック・レエズ 3.ワンダフル・ワンダフル 4.飾りのついた四輪馬車 5.ブルース・フォー・フィリー・ジョー 6.ネイムリー・ユー
Recorded at the Van Gelder Studio on 22 Sep 1957
ワン・ホーン・カルテットによるロリンズの傑作。ケリーの絶妙なサポートを得てロリンズは緩急自在なプレイを展開する。その中でも歌心が最高に光る④は絶品の誉れ高い名演として知られており,絶頂期にあったロリンズがいかに凄かったかを知る重要作。
アビー・リンカーン/ザッツ・ヒム!(Riverside)
1 ストロング・マン 2 ハピネス・イズ・ジャスト・ア・シング・コールド・ジョー 3 マイ・マン 4 テンダー・アズ・ア・ローズ 5 ザッツ・ヒム 6 アイ・マスト・ハヴ・ザット・マン 7 ポーギー 8 女が男を愛する時 9 愛さないではいられない 10 ドント・エクスプレイン 11 アイ・マスト・ハヴ・ザット・マン (テイク3) 12 ポーギー (テイク1)
Recorded at Reeves Sound Studios, NY on 28 Oct 1957
敬愛するビリー・ホリデイの愛唱歌を取り上げた名盤。ジャジーに、時にフォーキーに、せつない女心を独自の解釈で歌い上げた作品。特に「ストロング・マン」の名唱が有名。
ビレッジ・バンガードの夜Vol.1/ソニー・ロリンズ(BlueNote・1581)
1.オールド・デヴィル・ムーン 2.朝日のようにさわやかに 3.ストライヴァーズ・ロウ 4.ソニームーン・フォー・トゥー 5.チュニジアの夜 6.言い出しかねて
Recorded at "Village Vanguard",NYC on 3 Nov 1957
名門「ヴィレッジ・ヴァンガード」が初めてライヴ・レコーディングの場を提供したのが本作。と同時に、テナー・サックスの巨人ソニー・ロリンズが自分のコンボを率いて聴衆の前に姿を現し、彼にとって初となるライヴ・アルバムのレコーディングをおこなった作品でもある。57年3月に録音された本作は、テナー・サックス、ベース、ドラムというシンプルな編成ながら、迫力とスリルと熱気を充分に満喫できる分厚い演奏が繰り広げられる好盤。
アルフィー/ソニー・ロリンズ(Impluse)
1.アルフィーのテーマ 2.ヒーズ・ヤンガー・ザン・ユー・アー 3.ストリート・ランナー・ウィズ・チャイルド 4.トランジション・テーマ 5.オン・インパルス 6.アルフィーのテーマ2
Recorded at NYC 26 Jan 1966
インパルス移籍第1弾、1966年作品。オーケストラをバックに演奏されるスタンダード・ナンバーを、豪快なテナー・ブロウで吹きまくったワン・ホーン・アルバムの決定版。