ARTHUR "ART" BLAKEY(アート・ブレイキー) Blue Note 4002-4034
Jazz Artist > Drums
ペンシルバニア州ピッツバーグ生まれ (1919.10.11~1990.10.16)
「ナイアガラ瀑布」と呼ばれた豪快なドラムロールなど豪放さが目立つが、ソロイストの資質や音量、ソロプレイの内容など状況に応じて細心極まりないバッキングの対応を示す。常にサウンド全体に配慮したまとめ役として優れた能力を発揮した。
豪放さと緻密さを併せ持つドラマーにして数々の若い才能を世に送り出したバンドリーダー。
豪放さと緻密さを併せ持つドラマーにして数々の若い才能を世に送り出したバンドリーダー。
ハウス・パーティ/ジミー・スミス(Blue Note・4002)
1.オー・プリヴァーヴ 2.ラヴァー・マン 3.ジャスト・フレンズ 4.ブルース・アフター・オール
Recorded at Manhattan Towers on 25 Aug 1957 & 25 Feb 1958
ケニー・バレル、アート・ブレイキー、リー・モーガン、ルー・ドナルドソン、ティナ・ブルックスを加えたオールスター・セクステットによる①は、各人の強力なソロの連続で圧倒される。スミスのオルガンは例によってグルーヴィだが、いつものオルガン・ジャズとはひと味違うハード・バップ的要素が強く、そのあたりが本作の妙味ともいえる。それにしても強力な布陣だ。
モーニン/アート・ブレイキー・アンド・ザ・ジャズ・メッセンジャーズ(Blue Note・4003)
1.モーニン 2.アー・ユー・リアル 3.アロング・ケイム・ベティ 4.ドラム・サンダー組曲 5.ブルース・マーチ 6.カム・レイン・オア・カム・シャイン
Recorded at Rudy Van Gelder Studio on 30 Oct 1958
誰もが口ずさんだといわれるアート・ブレイキーの代表的名盤。ファンキージャズといえばまず真っ先に思い浮かべるのが『モーニン』だろう。ボビー・ティモンズのペンによるこの曲は、アメリカ、ヨーロッパ、日本など全世界中でヒットした。モダンジャズ黄金時代を象徴する名曲で、日本におけるジャズブームの火つけ役ともなった。
ホリデイ・フォー・スキンズ Vol.1/アート・ブレイキー(Blue Note・4004)
1.ザ・フィースト 2.アグハノ 3.ラメント・アフリカーノ 4.ミラージュ
Recorded at Manhattan Towers on 9 Nov 1958
「リズムの饗宴」の第2弾。1980年代半ばにようやくロンドンのソーホーにてリズムに乗ってフロア狭しと踊りまわる若者たちが続出した。
ホリデイ・フォー・スキンズ Vol.2/アート・ブレイキー(Blue Note・4005)
1.オ・ティンデ 2.スウィンギン・キルツ 3.ディンガ 4.リフレクション
Recorded at Manhattan Towers on 9 Nov 1958
本作はレア・グルーヴとしても注目を集めたブレイキーの58年録音。四方八方にリズムが飛び交う様は圧巻。
ザ・サーモン/ジミー・スミス(Blue Note・4011)
1.ザ・サーモン 2.J.O.S. 3.フラミンゴ
Recorded at Manhattan Towers,NYC on 25 Aug 1957 & 25 Feb 1958
オールスターズと言うだけある超豪華メンバー達が、タイトル曲を迫力あるゴスペル風に熱演。またティナ・ブルックスの参加も、このアルバムの見逃せないポイントです。
アット・ザ・ジャズ・コーナー・オブ・ザ・ワールド Vol.1/アート・ブレイキー&ザ・ジャズ・メッセンジャーズ(Blue Note・4015)
1.アナウンスメント・バイ・ピー・ウィー・マーケット 2.ヒップシッピー・ブルース 3.ジャスティス 4.ザ・テーマ 5.アナウンスメント・バイ・アート・ブレイキー 6.クローズ・ユア・アイズ 7.アナウンスメント・バイ・アート・ブレイキー 8.ジャスト・クーリン
Recorded at the Birdland on 15 Apr 1959
この作品はジャズ・メッセンジャーズがニューヨークの本拠地で吹き込んだライヴ・アルバムの第1集だ。それだけに寛いだ雰囲気の中でグループが一体感にあふれたプレイを繰り広げている。
アット・ザ・ジャズ・コーナー・オブ・ザ・ワールド Vol.2/アート・ブレイキー&ザ・ジャズ・メッセンジャーズ(Blue Note・4016)
1.アナウンスメント・バイ・アート・ブレイキー 2.チキン・アン・ダンプリンズ 3.M&M 4.ハイ・フライ 5.ザ・テーマ 6.アーツ・レヴェレーション
Recorded at the Birdland on 15 Apr 1959
ジャズ・メッセンジャーズがその名を後世にとどめることとなった『モーニン』を吹き込んだのは58年。NYの名門クラブ『ハーバーランド』で録音されたそのアルバムの次回作に当たる。
アット・ザ・ファイヴ・スポット・カフェ/ケニー・バレル(Blue Note・4021)
1.イントロダクション・バイ・ケニー・バレル 2.バークス・ワークス 3.ハレルヤ 4.レディ・ビー・グッド 5.ラヴァー・マン 6.36-23-36
Recorded at the Five Spot Cafe,NYC on 25 Aug 1959
本作ではバレルのブルージィな魅力がライヴという雰囲気も手伝って一層の輝きを放つ。ティモンズやティナ・ブルックスといった共演者も最適の人選だ。ハード・バップにアーシーな持ち味を盛り込んだバレルのフレージングはどの曲でもスリリングに響く。
ザ・ビッグ・ビート/アート・ブレイキー&ザ・ジャズ・メッセンジャーズ(Blue Note・4029)
1.ザ・チェス・プレイヤーズ 2.サキーナのヴィジョン 3.ポライトリー 4.ダット・デア 5.レスター・レフト・タウン 6.イッツ・オンリー・ア・ペイパー・ムーン
Recorded at the Van Gelder Studio on 6 Mar 1960
テナーの奏者の座に、ウェイン・ショーターという恒久的なメンバーが就任。その初期のスタジオ録音盤のこの作品からは、早くもファンキー・ジャズから脱皮しようとする姿が認められる。
ソウル・ステーション/ハンク・モブレー(Blue Note・4031)
1.リメンバー 2.ジス・アイ・ディグ・オブ・ユー 3.ディグ・ディス 4.スプリット・フィーリンズ 5.ソウル・ステーション 6.イフ・アイ・シュッド・ルーズ・ユー
Recorded at the Van Gelder Studio on 7 Feb 1960
ハンク・モブレーが86年亡くなったのを知らない方もおられると思うが,それだけに貴重なアルバムだ。ウィントン・ケリー、ポール・チェンバース、アート・ブレイキーの豪華メンバーが加わったカルテット。彼が最も充実していた頃60年の録音。
リー・ウェイ/リー・モーガン(Blue Note・4034)
1.ジーズ・アー・ソウルフル・デイズ 2.ザ・ライオン・アンド・ザ・ウルフ 3.ミッドタウン・ブルース 4.ナカティニ組曲
Recorded at the Van Gelder Studio on 28 Apr 1960
1.ジーズ・アー・ソウルフル・デイズ 2.ザ・ライオン・アンド・ザ・ウルフ 3.ミッドタウン・ブルース 4.ナカティニ組曲
Recorded at the Van Gelder Studio on 28 Apr 1960
傑作アルバム『キャンディ』に続くBN7作目。超豪華メンバーによる「ザ・ライオン・アンド・ザ・ウルフ」ほか、ぴたりと息の合った余裕のある名演が楽しめる。