LEE MORGAN(リー・モーガン)Join Album
Jazz Artist > Trumpet & Cornet
ペンシルバニア州フィラデルフィア生まれ (1938.7.10~1972.2.18)
彼は18歳にしてリーダー作の初レコーディングを行う真の天才少年である。ファンキーなトランペット奏法で人気を博す。明るい音色と強いアタックでひときわパワフルなプレイである。
ハンク・モブレー・セクステット(Blue Note・1540)
1.タッチ・アンド・ゴー 2.ダブル・ワミー 3.バレル・オブ・ファンク 4.モブレーマニア
Recorded at Van Gelder Studio on 25 Nov 1956
当時の若手を集めたオールスター・セッション。リー・モーガン&ドナルド・バードによるソロの応酬がスリリング。モブレーも彼らに負けじと若々しいソロを聴かせる。曲は全曲モブレーのオリジナル。これぞハード・バップといった空気に包まれている。
ア・ブローイング・セッション/ジョニー・グリフィン(Blue Note・1559)
1.今宵の君は 2.ボール・ベアリング 3.オール・ザ・シングス・ユー・アー 4.スモーク・スタック
Recorded at the Van Gelder Studio on 6 Apr 1957
グリフィン、モブレー、コルトレーンの3大テナーが激突した白熱盤。さらに、そこにモーガンが加わり、闘いは激化。果たして決着は……!?
クリフ・ジョーダン(Blue Note・1565)
1.ノット・ギルティ 2.セント・ジョン 3.ブルー・シューズ 4.ビヨンド・ザ・ブルー・ホライゾン 5.ジュ・バ
Recorded at the Van Gelder Studio on 2 Jun 1957
ジョーダンを中心としたブローイング・セッション。自由奔放なリー・モーガン、その彼となじみのカーティス・フラー、想像だけでも耳いっぱいになりそうですが、実際パワー炸裂しております。
ブルー・トレイン/ジョン・コルトレーン(Blue Note・1577)
1.ブルー・トレイン 2.モーメンツ・ノーティス 3.ロコモーション 4.アイム・オールド・ファッションド 5.レイジー・バード
Recorded at the Van Gelder Studio on 15 Sep 1957
コルトレーンのリーダー作は、ブルーノートには1枚しかない。それが本作である。リー・モーガン&カーティス・フラーとの3管編成でのびのび、かつエネルギッシュに吹いている名作だ。ケニー・ドリュー、ポール・チェンバース、フィリー・ジョー・ジョーンズというリズム・セクションの顔ぶれも申し分ない。
ザ・サーモン/ジミー・スミス(Blue Note・4011)
1.ザ・サーモン 2.J.O.S. 3.フラミンゴ
Recorded at Manhattan Towers,NYC on 25 Aug 1957 & 25 Feb 1958
オールスターズと言うだけある超豪華メンバー達が、タイトル曲を迫力あるゴスペル風に熱演。またティナ・ブルックスの参加も、このアルバムの見逃せないポイントです。
ハウス・パーティ/ジミー・スミス(Blue Note・4002)
1.オー・プリヴァーヴ 2.ラヴァー・マン 3.ジャスト・フレンズ 4.ブルース・アフター・オール
Recorded at Manhattan Towers on 25 Aug 1957 & 25 Feb 1958
ケニー・バレル、アート・ブレイキー、リー・モーガン、ルー・ドナルドソン、ティナ・ブルックスを加えたオールスター・セクステットによる①は、各人の強力なソロの連続で圧倒される。スミスのオルガンは例によってグルーヴィだが、いつものオルガン・ジャズとはひと味違うハード・バップ的要素が強く、そのあたりが本作の妙味ともいえる。それにしても強力な布陣だ。
ペッキン・タイム/ハンク・モブレー(Blue Note・1574)
1.ハイ・アンド・フライティ 2.スピーク・ロウ 3.ペッキン・タイム 4.ストレッチン・アウト 5.ギット・ゴー・ブルース
Recorded at the Van Gelder Studio on 9 Feb 1958
ハード・バップ史上の名コンビ“M&M”ことモブレー=モーガンが放つ一大傑作! ウィントン・ケリーのピアノも絶妙で、どれをとっても文句なしの贅沢な内容。
モーニン/アート・ブレイキー・アンド・ザ・ジャズ・メッセンジャーズ(Blue Note・4003)
1.モーニン 2.アー・ユー・リアル 3.アロング・ケイム・ベティ 4.ドラム・サンダー組曲 5.ブルース・マーチ 6.カム・レイン・オア・カム・シャイン
Recorded at Rudy Van Gelder Studio on 30 Oct 1958
誰もが口ずさんだといわれるアート・ブレイキーの代表的名盤。ファンキージャズといえばまず真っ先に思い浮かべるのが『モーニン』だろう。ボビー・ティモンズのペンによるこの曲は、アメリカ、ヨーロッパ、日本など全世界中でヒットした。モダンジャズ黄金時代を象徴する名曲で、日本におけるジャズブームの火つけ役ともなった。
アット・ザ・ジャズ・コーナー・オブ・ザ・ワールド Vol.1/アート・ブレイキー&ザ・ジャズ・メッセンジャーズ(Blue Note・4015)
1.アナウンスメント・バイ・ピー・ウィー・マーケット 2.ヒップシッピー・ブルース 3.ジャスティス 4.ザ・テーマ 5.アナウンスメント・バイ・アート・ブレイキー 6.クローズ・ユア・アイズ 7.アナウンスメント・バイ・アート・ブレイキー 8.ジャスト・クーリン
Recorded at the Birdland on 15 Apr 1959
この作品はジャズ・メッセンジャーズがニューヨークの本拠地で吹き込んだライヴ・アルバムの第1集だ。それだけに寛いだ雰囲気の中でグループが一体感にあふれたプレイを繰り広げている。
アット・ザ・ジャズ・コーナー・オブ・ザ・ワールド Vol.2/アート・ブレイキー&ザ・ジャズ・メッセンジャーズ(Blue Note・4016)
1.アナウンスメント・バイ・アート・ブレイキー 2.チキン・アン・ダンプリンズ 3.M&M 4.ハイ・フライ 5.ザ・テーマ 6.アーツ・レヴェレーション
Recorded at the Birdland on 15 Apr 1959
ジャズ・メッセンジャーズがその名を後世にとどめることとなった『モーニン』を吹き込んだのは58年。NYの名門クラブ『ハーバーランド』で録音されたそのアルバムの次回作に当たる。
ケリー・グレイト/ウイントン・ケリー(Vee Jay)
1.リンクルズ 2.ママ“G” 3.ジューン・ナイト 4.ホワット・ノウ 5.シドニー
Recorded at NYC on 12 Aug 1959
リー・モーガン、ウェイン・ショーターという豪華なゲスト陣、気心の知れあったリズムセクションとの絡みは実に楽しげに聴こえてくる。
ザ・ビッグ・ビート/アート・ブレイキー&ザ・ジャズ・メッセンジャーズ(Blue Note・4029)
1.ザ・チェス・プレイヤーズ 2.サキーナのヴィジョン 3.ポライトリー 4.ダット・デア 5.レスター・レフト・タウン 6.イッツ・オンリー・ア・ペイパー・ムーン
Recorded at the Van Gelder Studio on 6 Mar 1960
テナーの奏者の座に、ウェイン・ショーターという恒久的なメンバーが就任。その初期のスタジオ録音盤のこの作品からは、早くもファンキー・ジャズから脱皮しようとする姿が認められる。
チュニジアの夜/アート・ブレイキー&ザ・ジャズ・メッセンジャーズ(Blue Note・4049)
1.チュニジアの夜 2.シンシアリー・ダイアナ 3.ソー・タイアード 4.ヤマ 5.小僧のワルツ
Recorded at the Van Gelder Studio on 14 Aug 1960
翌年日本にファンキー・ジャズ・ムーヴメントをもたらすジャズ界のスーパー・グループ、ジャズ・メッセンジャーズの人気盤。「モーニン」 「ブルース・マーチ」 と並ぶJM最大のヒット・チューン 「チュニジアの夜」 の決定版。JMの輝かしい歴史、そして日本にファンキー・ブームをもたらしたスーパー・クインテット頂点の記録。
ナイト・ドリーマー/ウエイン・ショーター(Blue Note)
1.ナイト・ドリーマー 2.オリエンタル・フォーク・ソング 3.ヴァーゴ 4.ブラック・ナイル 5.チャコール・ブルース 6.アルマゲドン
Recorded at Rudy Van Gelder Studio on 29 Apr 1964
メッセンジャーズを退団する直前の自身初となる金字塔的リーダー作。マイルス・グループで飛躍的に才能を開花させる直前の演奏でもあり、その夜明けを感じさせる。特にバラードの雰囲気は明らかにその後の彼を占っている。
1.ザ・ディップ 2.リカード・ボサ・ノヴァ 3.ザ・ブレイク・スルー 4.ザ・ヴァンプ 5.アイ・シー・ユア・フェイス・ビフォー・ミー 6.ボーリン
Recorded at Rudy Van Gelder Studio on 18 Jun 1965
リカード・ボサ・ノヴァの大ヒット。これこそブルーノート史に燦然と輝くスーパー・ファンキー・アルバム。
HANK MOBLEY(ts)(ハンク・モブレー)・LEE MORGAN(tp)(リー・モーガン)・HAROLD MABERN JR.(p)(ハロルド・メイバーン)・LARRY RIDLEY(b)(ラリー・リドレー)・BILLY HIGGINS(ds)(ビリー・ヒギンス)