TINA BROOKS(ティナ・ブルックス)
Jazz Artist > Saxphone
ノースカロライナ州フェイエッテビル生まれ (1932.6.7~1974.8.13)
マイナー・メロディとかすれ気味の音色が醸し出す味わい。
ハウス・パーティ/ジミー・スミス(Blue Note・4002)
1.オー・プリヴァーヴ 2.ラヴァー・マン 3.ジャスト・フレンズ 4.ブルース・アフター・オール
Recorded at Manhattan Towers on 25 Aug 1957 & 25 Feb 1958
ケニー・バレル、アート・ブレイキー、リー・モーガン、ルー・ドナルドソン、ティナ・ブルックスを加えたオールスター・セクステットによる①は、各人の強力なソロの連続で圧倒される。スミスのオルガンは例によってグルーヴィだが、いつものオルガン・ジャズとはひと味違うハード・バップ的要素が強く、そのあたりが本作の妙味ともいえる。それにしても強力な布陣だ。
ザ・サーモン/ジミー・スミス(Blue Note・4011)
1.ザ・サーモン 2.J.O.S. 3.フラミンゴ
Recorded at Manhattan Towers,NYC on 25 Aug 1957 & 25 Feb 1958
オールスターズと言うだけある超豪華メンバー達が、タイトル曲を迫力あるゴスペル風に熱演。またティナ・ブルックスの参加も、このアルバムの見逃せないポイントです。
ブルー・ライツ Vol.1/ケニー・バレル(Blue Note・1596)
1.イエス・ベイビー 2.スコッチ・ブルース 3.ニューヨークの秋 4.キャラヴァン
Recorded at Manhattan Towers on 14 May 1958
ケニー・バレルのブルーノート時代の名作。アーシーな3管のフロントとともに、バレルのブルージーなソロがたっぷりとフィーチャーされている。彼の魅力が最もよく出ているアルバムのひとつだといえるだろう。ちなみにジャケットはアンディ・ウォーホル。
ブルー・ライツ Vol.2/ケニー・バレル(Blue Note・1597)
1.ロック・ソルト 2.ザ・マン・アイ・ラヴ 3.チャッキン 4.フィナッピ
Recorded at Manhattan Towers on 14 May 1958
異色な顔触れによるジャム・セッションの第2集で、1集とはまた違ったバレルの魅力がうかがえるはず。中でも「ロック・ソールト」がお奨め。アンディ・ウォーホルのデザインによるジャケもよし。
ジャッキーズ・バック/ジャッキー・マクリーン(Blue Note・4051)
1.クァドラングル 2.ブルース・イン 3.フィデル 4.アポイントメント・イン・ガーナ 5.バラッド・フォー・ドール 6.ジャワ島
Recorded at Rudy Van Gelder Studio on 18 Jan 1959 & 1 Sep 1960
ブルーノートでの初レコーディング・セッション3曲を含む記念すべきアルバム。インプロバイザーの魅力と共に、圧縮型の斬新な作風を見せる③のテーマにいつも感服。
アット・ザ・ファイヴ・スポット・カフェ/ケニー・バレル(Blue Note・4021)
1.イントロダクション・バイ・ケニー・バレル 2.バークス・ワークス 3.ハレルヤ 4.レディ・ビー・グッド 5.ラヴァー・マン 6.36-23-36
Recorded at the Five Spot Cafe,NYC on 25 Aug 1959
本作ではバレルのブルージィな魅力がライヴという雰囲気も手伝って一層の輝きを放つ。ティモンズやティナ・ブルックスといった共演者も最適の人選だ。ハード・バップにアーシーな持ち味を盛り込んだバレルのフレージングはどの曲でもスリリングに響く。
オープン・セサミ/フレディ・ハバード(Blue Note・4040)
1.オープン・セサミ 2.バット・ビューティフル 3.ジプシー・ブルー 4.オール・オア・ナッシング・アット・オール 5.ワン・ミント・ジュレップ 6.ハブズ・ナブ
Recorded at the Van Gelder Studio on 19 Jun 1960
1960年代を代表するトランペッター、ハバードの初リーダー作。ティナ・ブルックス作曲のタイトル・ナンバーで有名な、バップの大人気盤だ。
FREDDIE HUBBARD(tp)(フレディー・ハバード)・TINA BROOKS(ts)(ティナ・ブルックス)・McCOY TYNER(p)(マッコイ・タイナー)・SAM JONES(b)(サム・ジョーンズ)・CLIFFORD JARVIS(ds)(クリフォード・ジャーヴィス)
トゥルー・ブルー/ティナ・ブルックス(Blue Note・4041)
1.グッド・オールド・ソウル 2.アップ・タイツ・クリーク 3.ドリスのテーマ 4.トゥルー・ブルー 5.ミス・ヘイゼル 6.ナッシング・エヴァー・チェンジズ・マイ・ラヴ・フォー・ユー
Recorded at the Van Gelder Studio on 25 Jun 1960
本作は、幻のテナー奏者ブルックスによる超人気盤。ブルージィなオリジナル曲が全編に冴えわたり、ハード・バップの神髄を思わせる。
シェイズ・オブ・レッド/フレディ・レッド(Blue Note・4045)
1.セスピアン 2.ブルース・ブルース・ブルース 3.シャドウズ 4.メラニー 5.スイフト 6.ジャスト・ア・パラッド・フォー・マイ・ベイビー 7.オレ
Recorded at the Van Gelder Studio on 13 Aug 1960
前作『コネクション』で示した高い作曲能力、フロント陣との絶妙なコンビなど、さらなる飛躍が感じられるアルバム。幻の名盤としても名高いので、一度は耳にしておきたい。