CURTIS FULLER(カーチス・フラー) - 東京ジャズクラブ346 - TOKYO JAZZ CLUB 346 -

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CURTIS FULLER(カーチス・フラー)

Jazz Artist > Tromborne
ミシガン州デトロイト生まれ生まれ (1934.12.14~2021.5.8)

カーチス・フラーの奏法はJ.J.ジョンソンのなめらかで鋭さを秘めたスタイルとは対照的に、一見を訥弁を思わせる暖かい音色が魅力で、どんなときでもホッと一息つかせるようなリラクゼイションに満ちている。ソウルフルでアーシーな味わいと、素朴さを演出するハスキーな音色が人気である。
クリフ・ジョーダン(Blue Note・1565)
1.ノット・ギルティ 2.セント・ジョン 3.ブルー・シューズ 4.ビヨンド・ザ・ブルー・ホライゾン 5.ジュ・バ
Recorded at the Van Gelder Studio on 2 Jun 1957
ジョーダンを中心としたブローイング・セッション。自由奔放なリー・モーガン、その彼となじみのカーティス・フラー、想像だけでも耳いっぱいになりそうですが、実際パワー炸裂しております。
1.素敵な夜を 2.ヒューゴア 3.オスカリプソ 4.ヒアズ・トゥ・マイ・レディ 5.リジーズ・バウンス 6.スーン
Recorded at the Van Gelder Studio on 16 Jun 1957
この年、じつに6作ものリーダー作を吹き込むことになるフラーのデビュー作。テクニカルでメロディアスな節回しで聴く者を魅了する。
1.ダイアル・S・フォー・ソニー 2.ブーティン・イット 3.イット・クッド・ハプン・トゥ・ユー 4.ソニーズ・ムード 5.シャウティン・オン・ア・リフ 6.ラヴ・ウォークト・イン
Recorded at the Van Gelder Studio on 21 Jul 1957
ブルーノートが生んだ人気ピアニスト、ソニー・クラークの記念すべき初リーダー作。BNに数多く残した名盤の中でも、1,2を争うほどの人気盤。ハード・バップをここぞとまでに極めている。
1.サム・ソウル 2.ブルー・パール 3.フランティック・ファンシーズ 4.バド・オン・バッハ 5.キーピン・イン・ザ・グルーヴ 6.アイダホ 7.ドント・ブレイム・ミー 8.ムース・ザ・ムーチ
Recorded at the Van Gelder Studio on 3 Aug 1957
すでに下り坂の時期の録音ながら、クラシックの要素を取り入れたりと持ち前のキャリアと構成力で聴き手を惹きつける秀作。彼のいろいろな面が覗ける1枚。
1.アルゴンキン 2.ニタのワルツ 3.ボーン&バリ 4.ハート・アンド・ソウル 5.アゲイン 6.ピックアップ
Recorded at the Van Gelder Studio on 4 Aug 1957
フラーのトロンボーンとヒューストンのバリトン、2本の低音管楽器をフィーチャーした人気盤。ソニー・クラークのピアノが各人のソロを的確にサポートし、アンサンブルの妙も楽しめる痛快作だ。
1.シティ・ライツ 2.テンポ・デ・ワルツ 3.ユーア・マイン・ユー 4.ジャスト・バイ・マイセルフ 5.キン・フォークス
Recorded at the Van Gelder Studio on 25 Aug 1957
ジャズのメッカ、マンハッタンの街の灯をイメージした都会的なムードの漂うアルバム。モーガン、ゴルソンのコンビによるキレのよいハード・バップが繰り広げられる。
1.オー・プリヴァーヴ 2.ラヴァー・マン 3.ジャスト・フレンズ 4.ブルース・アフター・オール
Recorded at Manhattan Towers on 25 Aug 1957 & 25 Feb 1958
ケニー・バレル、アート・ブレイキー、リー・モーガン、ルー・ドナルドソン、ティナ・ブルックスを加えたオールスター・セクステットによる①は、各人の強力なソロの連続で圧倒される。スミスのオルガンは例によってグルーヴィだが、いつものオルガン・ジャズとはひと味違うハード・バップ的要素が強く、そのあたりが本作の妙味ともいえる。それにしても強力な布陣だ。
1.オー・プリヴァーヴ 2.ラヴァー・マン 3.ジャスト・フレンズ 4.ブルース・アフター・オール
Recorded at Manhattan Towers on 25 Aug 1957 & 25 Feb 1958
1.ウィズ・ア・ソング・イン・マイ・ハート 2.スピーク・ロウ 3.カム・レイン・オア・カム・シャイン 4.ソニーズ・クリプ 5.ニュース・フォー・ルル
Recorded at the Van Gelder Studio on 1 Sep 1957
凄腕メンバーがずらり揃う中、クラークが存分に腕を振るったハード・バップの最高峰。誰のソロも文句なしの名演の連続で、まさに奇跡の瞬間をとらえたアルバム。
1.ブルー・トレイン 2.モーメンツ・ノーティス 3.ロコモーション 4.アイム・オールド・ファッションド 5.レイジー・バード
Recorded at the Van Gelder Studio on 15 Sep 1957
コルトレーンのリーダー作は、ブルーノートには1枚しかない。それが本作である。リー・モーガン&カーティス・フラーとの3管編成でのびのび、かつエネルギッシュに吹いている名作だ。ケニー・ドリュー、ポール・チェンバース、フィリー・ジョー・ジョーンズというリズム・セクションの顔ぶれも申し分ない。
1.リトル・メッセンジャー 2.クァントレイル 3.ジニー 4.カーヴォン 5.トゥー・クォーターズ・オブ・ア・マイル 6.イッツ・トゥー・レイト・ナウ
Recorded at the Van Gelder Studio on 1 Dec 1957
ハード・バップ時代の典型的な演奏が聴ける1枚。フラーとファーマーは後にジャズテットを結成することになるが、その先駆的な演奏がこの作品からは楽しめる。クラークの参加もファンにとっては嬉しいところだ。いかにもブルーノートらしい名盤。
1.スプートニク 2.デューイ・スクエア 3.ストローリン・イン 4.グルーヴィン・ハイ
Recorded at the Van Gelder Studio on 15 Dec 1957
旧ソ連が人工衛星スプートニクを打ち上げて米国は大ショック。①はそれを面白がったのか。また,この57年はリトル・ロック事件も勃発した。ジャズメンもいやが上にも高揚する精神のあらわれをこの作品は記録している。3管編成の全員が力演をみせる
1.ファイヴ・スポット・アフター・ダーク 2.アンディサイデッド 3.ブルースエット 4.マイナー・バンプ 5.ラヴ・ユア・スペル・イズ・エヴリホエア 6.トゥエルヴ・インチ 7.ファイヴ・スポット・アフター・ダーク(テイク4) 8.ブルース・エット(テイク2) 9.ラヴ・ユア・スペル・イズ・エヴリホエア(同)
Recorded on 21 May 1959
ファンキー・ジャズの代表作だが、どこかほんわかとしたムードに包まれている。ブルースを中心にした選曲は親しみやすく、ジャズ入門者にも最適の作品だ。サヴォイ・レーベルといえば、真っ先に本作を思い出す人も多く、同レーベルの目玉アルバムでもある。
1.モザイク 2.ダウン・アンダー 3.チルドレン・オブ・ザ・ナイト 4.アラビア 5.クライシス
Recorded at the Van Gelder Studio on 2 Oct 1961
ボビー・ティモンズとリー・モーガン脱退2ヶ月後、新生の3管ジャズ・メッセンジャーズがいきなり残した傑作。アート・ブレイキーのリズムがうまくリードしている。
1.イントロダクション 2.イフェ・ラヨ 3.オビリン・アフリカン 4.ラヴ・ザ・ミステリー・オブ 5.エロ・ティ・ンロジェジェ 6.アイーコ・アイーコ 7.トビ・イル
Recorded at the Van Gelder Studio on 24 Jan 1962
ワールド・ミュージックの先駆けともいうべき作品である。ドラムという劣等楽器からでもどれだけ豊かな感情が表現できるかを証明した作品「リズム探求シリーズ」の完結編。
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