LOUIS SEDELL HAYES(ルイ・ヘイズ)
Jazz Artist > Drums
ミシガン州デトロイト生まれ (1937.5.31~)
安定した活動を続けるルイ・ヘイズの演奏は、ポップで和ませてくれる音ながら、きちっと黒いところは押さえてあるという印象が特徴である。
6ピーシズ・オブ・シルヴァー/ホレス・シルバー(Blue Note・1539)
1.クール・アイズ 2.シャール 3.カムフラージュ 4.エンチャントメント 5.セニョール・ブルース 6.ヴァーゴ 7.フォー・ヘヴンズ・セイク
Recorded at Van Gelder Studio on 10 Nov 1956
「セニョール・ブルース」の大ヒットで知られる、JM独立直後ファンキー節全開のベストセラー・アルバム。止まることのない迫力あるプレイに圧倒されるはず。
ザ・スタイリングス・オブ・シルヴァー/ホレス・シルバー(Blue Note・1562)
1.ノー・スモーキン 2.ザ・バック・ビート 3.ソウルヴィル 4.ホーム・クッキン 5.メタモルフォシス 6.マイ・ワン・アンド・オンリー・ラヴ
Recorded at the Van Gelder Studio on 8 May 1957
凝った構成の楽曲が並んだこのアルバムで、彼はプレイヤーとしてだけでなく作曲家としての評価も獲得。
ダイアル・S・フォー・ソニー/ソニー・クラーク(Blue Note・1570)
1.ダイアル・S・フォー・ソニー 2.ブーティン・イット 3.イット・クッド・ハプン・トゥ・ユー 4.ソニーズ・ムード 5.シャウティン・オン・ア・リフ 6.ラヴ・ウォークト・イン
Recorded at the Van Gelder Studio on 21 Jul 1957
ブルーノートが生んだ人気ピアニスト、ソニー・クラークの記念すべき初リーダー作。BNに数多く残した名盤の中でも、1,2を争うほどの人気盤。ハード・バップをここぞとまでに極めている。
クリフ・クラフト/クリフ・ジョーダン(Blue Note・1582)
1.ラコニア 2.ソウル・ロー・ブルース 3.クリフ・クラフト 4.コンファメーション 5.ソフィスティケイテッド・レディ 6.アンソロポロジー
Recorded at the Van Gelder Studio on 10 Nov 1957
いかにもジャズ・ファンが好みそうな面子が揃った、クリフ・ジョーダン57年のリーダー作。トランペットとテナー・サックスの2管による典型的なハード・バップ・サウンドに好感が持てる。ブルーノートらしい整ったアルバム構成。味わい深さも一級品。
カーティス・フラー Vol.3(Blue Note・1583)
1.リトル・メッセンジャー 2.クァントレイル 3.ジニー 4.カーヴォン 5.トゥー・クォーターズ・オブ・ア・マイル 6.イッツ・トゥー・レイト・ナウ
Recorded at the Van Gelder Studio on 1 Dec 1957
ハード・バップ時代の典型的な演奏が聴ける1枚。フラーとファーマーは後にジャズテットを結成することになるが、その先駆的な演奏がこの作品からは楽しめる。クラークの参加もファンにとっては嬉しいところだ。いかにもブルーノートらしい名盤。
バック・オン・ザ・シーン/ベニー・グリーン(Blue Note・1587)
1.アイ・ラヴ・ユー 2.メルバズ・ムード 3.ジャスト・フレンズ 4.ユーア・マイン・ユー 5.ベニー・プレイズ・ザ・ブルース 6.グリーン・ストリート
Recorded at the Van Gelder Studio on 23 Mar 1958
スウィンギーなプレイと渋さが持ち味のトロンボーン奏者グリーンが、似たようなタイプのラウズと組んだ2管編成の好盤。全編リラックスした演奏が展開され、ジャズの楽しさが再認識できる。
ファーザー・エクスプロレイションズ/ホレス・シルバー(Blue Note・1589)
1.ジ・アウトロー 2.メランコリー・ムード 3.ピラミッド 4.ムーン・レイズ 5.サファリ 6.イル・ウインド
Recorded at the Van Gelder Studio on 13 Jan 1958
50年代、ファンキー・ジャズの創始者の1人として一世を風靡した彼。その活躍のさなか、タイトルどおり新しい試みに取り組んだ意欲作。
フィンガー・ポッピン/ホレス・シルバー(Blue Note・4008)
1.フィンガー・ポッピン 2.ジューシー・ルーシー 3.スインギン・ザ・サンバ 4.スイート・スタッフ 5.クッキン・アット・ザ・コンチネンタル 6.カム・オン・ホーム 7.ユー・ハプンド・マイ・ウェイ 8.メロー・D
Recorded at the Van Gelder Studio on 31 Jan 1959
フロントにミッチェル、クックらを迎えたシルヴァー・クインテット全盛期のアルバム。この後に続く黄金時代を予感させる、活気に満ちたプレイが聴ける。はずれのない全8曲入り。
ブローイン・ザ・ブルース・アウェイ/ホレス・シルバー(Blue Note・4017)
1.ブローイン・ザ・ブルース・アウェイ 2.セント・ヴィタス・ダンス 3.ブレイク・シティ 4.ピース 5.シスター・セイディ 6.ザ・バグダッド・ブルース 7.メランコリー・ムード
Recorded at Rudy Van Gelder Studio on 29 & 30 Aug,13 Sep1959
多くの名曲を残し、作曲家としても名高いホレス・シルヴァー。そしてそのファンキーな演奏で、名曲「シスター・セイディ」を聴かせてくれる人気アルバム。
シェイズ・オブ・レッド/フレディ・レッド(Blue Note・4045)
1.セスピアン 2.ブルース・ブルース・ブルース 3.シャドウズ 4.メラニー 5.スイフト 6.ジャスト・ア・パラッド・フォー・マイ・ベイビー 7.オレ
Recorded at the Van Gelder Studio on 13 Aug 1960
前作『コネクション』で示した高い作曲能力、フロント陣との絶妙なコンビなど、さらなる飛躍が感じられるアルバム。幻の名盤としても名高いので、一度は耳にしておきたい。
アンダーカレント/ケニー・ドリュー(Blue Note・4059)
1.アンダーカレント 2.ファンク・コシティ 3.ライオンズ・デン 4.ザ・ポッツ・オン 5.グルーヴィン・ザ・ブルース 6.バラッド
Recorded at the Van Gelder Studio on 11 Dec 1960
都会的に洗練されたプレイが人気のドリュー。彼の4000番台唯一のこのアルバムは、ハード・バップ・ジャズの最高峰と豪語できるほどの仕上り。極上の雰囲気が漂います。
ブルー・アンド・センチメンタル/アイク・ケベック(Blue Note・4098)
1.ブルー・アンド・センチメンタル 2.マイナー・インパルス 3.ドント・テイク・ユア・ラヴ・フロム・ミー 4.ブルース・フォー・チャーリー 5.ライク 6.カウント・エヴリ・スター
Recorded at the Van Gelder Studio on 16 & 23 Dec 1961
太くたくましいトーンは、まさにテナーの醍醐味ともいえる。それで、こんなバラードを聴いてしまったら……。浸るにはもってこいの1枚。
ブルース・エチュード/オスカー・ピーターソン(Verve)
1.ブルース・エチュード 2.シェリーズ・ワールド 3.レッツ・フォール・イン・ラヴ 4.いそしぎ 5.もし私が鐘ならば 6.星影のステラ 7.ボサ・ビギン 8.インポッシブル 9.アイ・ノウ・ユー・オー・ソー・ウェル
Recorded at Chicago Sound Studios on 3 Dec 1965
彼の大人気盤『プリーズ・リクエスト』から1年、ベースがブラウンからサム・ジョーンズへと変わった転換期の新旧メンバーによって録音されたアルバム。スウィンギーなタイトル曲が目玉。