DONALD BYRD(ドナルド・バード)Blue Note 1500
Jazz Artist > Trumpet & Cornet
ミシガン州デトロイト生まれ (1932.12.9~2013.2.4)
「ブラウニー」直系の艶のあるトーン、ハードなアタックによる活きの良さとスリルに溢れた鋭いアドリブに溌剌とした若々しさを感じる。
ウィムス・オブ・チェンバース/ポール・チェンバース(Blue Note・1534)
1.オミクロン 2.ウィムス・オブ・チェンバース 3.ニタ 4.ウィ・シックス 5.ディア・アン 6.テイル・オブ・ザ・フィンガーズ 7.ジャスト・フォー・ザ・ラヴ
Recorded at Van Gelder Studio on 21 Sep 1956
若き日のチェンバースが豪華メンバーとの競演を聴かせるブルーノート第1作。マイルス・デイヴィスのお眼鏡にもかなった非凡なプレイが楽しめる。
6ピーシズ・オブ・シルヴァー/ホレス・シルバー(Blue Note・1539)
1.クール・アイズ 2.シャール 3.カムフラージュ 4.エンチャントメント 5.セニョール・ブルース 6.ヴァーゴ 7.フォー・ヘヴンズ・セイク
Recorded at Van Gelder Studio on 10 Nov 1956
「セニョール・ブルース」の大ヒットで知られる、JM独立直後ファンキー節全開のベストセラー・アルバム。止まることのない迫力あるプレイに圧倒されるはず。
ハンク・モブレー・セクステット(Blue Note・1540)
1.タッチ・アンド・ゴー 2.ダブル・ワミー 3.バレル・オブ・ファンク 4.モブレーマニア
Recorded at Van Gelder Studio on 25 Nov 1956
当時の若手を集めたオールスター・セッション。リー・モーガン&ドナルド・バードによるソロの応酬がスリリング。モブレーも彼らに負けじと若々しいソロを聴かせる。曲は全曲モブレーのオリジナル。これぞハード・バップといった空気に包まれている。
ソニー・ロリンズ Vol.1(Blue Note・1542)
1.デシジョン 2.ブルースノート 3.グロカ・モラを思う 4.プレイン・ジェーン 5.ソニースフィア
Recorded at Van Gelder Studio on 16 Dec 1956
このアルバムをきっかけにソニー・ロリンズは往年のブルーノートからヒット・アルバムを多々に飛ばした。これから続々届くであろうCD盤はジャズの歴史を語る貴重なシリーズである。
ウェイリング・ウィズ・ルー/ルー・ドナルドソン(Blue Note・1545)
1.キャラヴァン 2.オールド・フォークス 3.ザット・グッド・オールド・フィーリング
4.ムーヴ・イット 5.ゼア・イズ・ノー・グレーター・ラヴ 6.L.D.ブルース
Recorded at Van Gelder Studio on 27 Jan 1955
Recorded at Van Gelder Studio on 27 Jan 1955
当時、ポスト“パーカー”の呼び声が高かった彼の代表作のひとつ。あまりリハーサルをしない彼が珍しく準備をして録音したせいか、リラックスした好演が聴ける。ジャズの小難しい側面を感じさせない傑作。
ア・デイト・ウィズ・ジミー・スミスVol.1(Blue Note・1547)
1.フォーリング・イン・ラヴ・ウィズ・ラヴ 2.ハウ・ハイ・ザ・ムーン 3.ファンクス・オーツ
Recorded at Manhattan Towers on 11 & 13 Feb 1957
スミスを主役にしたブルーノート・スタジオ・ジャム・セッションの最初の吹き込み。フロントに迎えたドナルドソンとモブレーのファンキーなサックス2本も魅力。オルガン・ジャズの楽しさが横溢。
ア・デイト・ウィズ・ジミー・スミスVol.2(Blue Note・1548)
1.アイ・レット・ア・ソング・ゴー・アウト・オブ・マイ・ハート 2.アイム・ゲッティング・センチメンタル・オーヴァー・ユー 3.グルーヴィー・デイト
Recorded at Manhattan Towers on 11 & 12 Feb 1957
ブルーノート・スタジオ・ジャムの2作目も、1957年という時代の雰囲気を如実に伝える。ドナルドソンとのデュオ「アイム・ゲッティング・センチメンタル・オーヴァー・ユー」が聴きもの。
ハンク/ハンク・モブレー(Blue Note・1560)
1.フィット・フォー・ア・ハンカー 2.ハイ・グルーヴ,ロウ・フィード・バック 3.イージー・トゥ・ラヴ 4.タイム・アフター・タイム 5.異教徒たちの踊り
Recorded at the Van Gelder Studio on 21 Apr 1957
ブルーノートを代表する名プレイヤーたちとのセッションで、実力を発揮するモブレー。本作もメンバー・セレクションの勝利というべきか、より黒っぽい持ち味を楽しめる隠れ名盤。
ポール・チェンバース・クインテット(Blue Note・1564)
1.マイナー・ランダウン 2.ザ・ハンド・オブ・ラヴ 3.朝日のようにさわやかに 4.フォー・ストリングス 5.ホワッツ・ニュー 6.ビュータス
Recorded at the Van Gelder Studio on 19 May 1957
1.マイナー・ランダウン 2.ザ・ハンド・オブ・ラヴ 3.朝日のようにさわやかに 4.フォー・ストリングス 5.ホワッツ・ニュー 6.ビュータス
Recorded at the Van Gelder Studio on 19 May 1957
マイルスをはじめ、大物たちとの共演で鍛え上げられた彼。BNリーダー作第2弾は、トータルなミュージシャンとしての才能をとらえた重要作。最後まで熱気あふれる演奏に圧倒される。
ソニーズ・クリブ/ソニー・クラーク(Blue Note・1576)
1.ウィズ・ア・ソング・イン・マイ・ハート 2.スピーク・ロウ 3.カム・レイン・オア・カム・シャイン 4.ソニーズ・クリプ 5.ニュース・フォー・ルル
Recorded at the Van Gelder Studio on 1 Sep 1957
凄腕メンバーがずらり揃う中、クラークが存分に腕を振るったハード・バップの最高峰。誰のソロも文句なしの名演の連続で、まさに奇跡の瞬間をとらえたアルバム。
ルー・テイクス・オフ/ルー・ドナルドソン(Blue Note・1591)
1.スプートニク 2.デューイ・スクエア 3.ストローリン・イン 4.グルーヴィン・ハイ
Recorded at the Van Gelder Studio on 15 Dec 1957
旧ソ連が人工衛星スプートニクを打ち上げて米国は大ショック。①はそれを面白がったのか。また,この57年はリトル・ロック事件も勃発した。ジャズメンもいやが上にも高揚する精神のあらわれをこの作品は記録している。3管編成の全員が力演をみせる。
DONALD BYRD(tp)(ドナルド・バード)・LOU DONALDSON(as)(ルー・ドナルドソン)・CURTIS FULLER(tb)(カーチス・フラー)・SONNY CLARK(p)(ソニー・クラーク)・GEORGE JOYNER(b)(ジョージ・ジョイナー)・ART TAYLOR(ds)(アート・テイラー)