JIMMY SMITH(ジミー・スミス)BLUE NOTE 1500
Jazz Artist > Piano & Organ
ペンシルバニア州ノーリスタウン生まれ (1925.12.8~)
ジャズの中ではほとんど主役として活躍することのなかったオルガン。このブルージーでソウルフルな魅力がいっぱい詰まった楽器を、ジミー・スミスは一人で開拓した。
一人オーケストラとでも呼ぶべきダイナミックな演奏と抑制の利いたアーシーなプレイのコントラストが人気の秘密である。
一人オーケストラとでも呼ぶべきダイナミックな演奏と抑制の利いたアーシーなプレイのコントラストが人気の秘密である。
ア・ニュー・サウンド・ア・ニュー・スター・ジミー・スミス・アット・ジ・オーガン Vol.1(Blue Note・1512)
1.ザ・ウェイ・ユー・ルック・トゥナイト 2.ユー・ゲット・チャ 3.ミッドナイト・サン 4.レディ・ビー・グッド 5.ザ・ハイ・アンド・ザ・マイティ 6.バット・ノット・フォー・ミー 7.ザ・プリチャー 8.テンダリー 9.ジョイ
Recorded at Van Gelder Studio on 18 Feb 1956
ジミー・スミスは、どんな時期にあっても常に先端を走ってきたジャズ・オルガンの第一人者。本作はデビュー作と思えぬほど、ドライヴ感に満ちた傑作。
ザ・チャンプ/ジミー・スミス(Blue Note・1514)
1.ザ・チャンプ 2.バイユー 3.ディープ・パープル 4.ヴァーモントの月 5.レディ・ン・エイブル 6.トルコ石 7.バビス
Recorded at Van Gelder Studio on 27 Mar 1956
オルガン・ジャズの出発点ともいうべき、創始者ジミー・スミスによる初リーダー作。デビュー作でありながら、早くもソウルフルなプレイによって極めて個性的なサウンドを聴かせてくれる。
ジ・インクレディブル・ジミー・スミス(Blue Note・1525)
1.ジュードー・マンボ 2.ウィロー・ウィープ・フォー・ミー 3.恋人よわれに帰れ 4.ウェル・ユー・ニードント 5.フィドリン・ザ・マイナーズ 6.枯葉 7.アイ・カヴァー・ザ・ウォーターフロント
Recorded at Van Gelder Studio on 12 Jun 1956
史上最高のオルガン・スターがブルーノートに残した3作目。ビ・バップをベースにソウルフルなプレイを展開し、オルガン・ジャズの可能性をすべて示した傑作。トリオが一丸となる瞬間は感動的だ。
クラブ・ベイビー・グランドのジミー・スミス Vol.1(Blue Note・1528)
1.イントロダクション・バイ・ミッチ・トーマス 2.スウィート・ジョージア・ブラウン 3.ホエア・オア・ホエン 4.ザ・プリーチャー 5.ロゼッタ
Recorded at Van Gelder Studio on 4 Aug 1956
ファンキー・ジャズ・オルガンの巨匠,ジミー・スミスの56年のライヴ・アルバム。ギターとドラムによるトリオで,熱く,乗りに乗った演奏を聴かせてくれている。クラブの雰囲気も良く,オルガン・ジャズの醍醐味をタップリと堪能できるライヴ盤だ。
クラブ・ベイビー・グランドのジミー・スミス Vol.2(Blue Note・1529)
1.キャラヴァン 2.慕情 3.ゲット・ハッピー 4.イッツ・オールライト・ウィズ・ミー
Recorded at Van Gelder Studio on 4 Aug 1956
56年のライヴ録音。クラブでの演奏とあってどの曲も7分以上、ラストの曲は12分近い長さ。デビューしたてのスミスだけに意欲満々、アクレッシヴな姿勢でダイナミックなプレイを繰り広げる。ザワザワとした店の雰囲気、これもまたライヴ録音の楽しさ。
ア・デイト・ウィズ・ジミー・スミスVol.1(Blue Note・1547)
1.フォーリング・イン・ラヴ・ウィズ・ラヴ 2.ハウ・ハイ・ザ・ムーン 3.ファンクス・オーツ
Recorded at Manhattan Towers on 11 & 13 Feb 1957
スミスを主役にしたブルーノート・スタジオ・ジャム・セッションの最初の吹き込み。フロントに迎えたドナルドソンとモブレーのファンキーなサックス2本も魅力。オルガン・ジャズの楽しさが横溢。
ア・デイト・ウィズ・ジミー・スミスVol.2(Blue Note・1548)
1.アイ・レット・ア・ソング・ゴー・アウト・オブ・マイ・ハート 2.アイム・ゲッティング・センチメンタル・オーヴァー・ユー 3.グルーヴィー・デイト
Recorded at Manhattan Towers on 11 & 12 Feb 1957
ブルーノート・スタジオ・ジャムの2作目も、1957年という時代の雰囲気を如実に伝える。ドナルドソンとのデュオ「アイム・ゲッティング・センチメンタル・オーヴァー・ユー」が聴きもの。
ジミー・スミス・アット・ジ・オーガン Vol.1(Blue Note・1551)
1.サマータイム 2.ゼアズ・ア・スモール・ホテル 3.オール・デイ・ロング 4.ヤードバード組曲
Recorded at Manhattan Towers on 12 Feb 1957
すごい豪華メンバーが集結しているだけに、ソロひとつひとつまで大事に聴きたいものです。特にドナルドソンとのデュオ「サマータイム」は聴き応えあり。
ジミー・スミス・アット・ジ・オーガン Vol.2(Blue Note・1552)
1.プラム・ネリー 2.ビリーズ・バウンス 3.ザ・デュエル 4.バンズ・ア・プレンティ
Recorded at Manhattan Towers on 12 & 13 Feb 1957
かのジャズ・メッセンジャーズでは、軸となる重要人物だったアート・ブレイキー。その彼が構想に12年費やしたという本作は、まさにリズムの大饗宴。「トフィ」ではヴォーカルも披露。
ザ・サウンズ・オブ・ジミー・スミス(Blue Note・1556)
1.ゼア・ウィル・ネヴァー・ビー・アナザー・ユー 2.ザ・ファイト 3.ブルー・ムーン 4.オール・ザ・シングス・ユー・アー 5.心の糸をかき鳴らせ 6.サムバディ・ラヴズ・ミー 7.ファースト・ナイト・ブルース 8.チェロキー 9.ザ・サード・デイ
Recorded at Manhattan Towers on 11,12,13 Feb 1957
1957年2月に行なわれた、スミスを中心としたブルーノート・マラソン・セッションの最終作。トリオとソロによる演奏を収録したもので、ことに無伴奏ソロでのオルガンは絶好調といえる。
ジミー・スミス・プレイズ・プリティ・ジャスト・フォー・ユー(Blue Note・1563)
1.ニアネス・オブ・ユー 2.ジターバグ・ワルツ 3.イースト・オブ・ザ・サン 4.ニューヨークの秋 5.ペントハウス・セレナーデ 6.君を想いて 7.言い出しかねて 8.オールド・デヴィル・ムーン 9.サムバディ・ラヴズ・ミー
Recorded at Manhattan Towers on 8 May 1957
ジャズ・オルガンの神様による入魂のバラード・アルバム。冒頭の「ザ・ニアネス・オブ・ユー」から滋味に富んだ演奏が展開される。マクファーデンのギターも好サポートを見せる。
スモールズ・パラダイスのジミー・スミス Vol.1(Blue Note・1585)
1.アフター・アワーズ 2.マイ・ファニー・ヴァレンタイン 3.スライトリー・モンキッシュ 4.ローラ
Recorded at the Small Paradise on 15 Nov 1957
グルーヴ・マスターの初期作。自己のトリオによるハーレムのクラブ「スモール・パラダイス」でのギグを収録。オルガン・ジャズ発祥の地とも言える本場でのギグは、やはり独自の空気感と共にスミスの熱狂を迎える。バレル風のギター奏者エディにも注目。
スモールズ・パラダイスのジミー・スミス Vol.2(Blue Note・1586)
1.イマジネーション 2.ジャスト・フレンズ 3.ラヴァー・マン 4.ボディ・アンド・ソウル 5.インディアナ
Recorded at the Small Paradise on 15 Nov 1957
ハーレムの高級ジャズ・クラブだった「スモール・パラダイス」でライヴ・レコーディングされた、ジミー・スミスのアットホームなセッション・アルバムの第2弾。ギター、オルガン、ドラムというトリオで、ブルースをたっぷりと聴かせてくれている。