JIMMY SMITH(ジミー・スミス)BLUE NOTE 4000
Jazz Artist > Piano & Organ
ペンシルバニア州ノーリスタウン生まれ (1925.12.8~)
ジャズの中ではほとんど主役として活躍することのなかったオルガン。このブルージーでソウルフルな魅力がいっぱい詰まった楽器を、ジミー・スミスは一人で開拓した。
一人オーケストラとでも呼ぶべきダイナミックな演奏と抑制の利いたアーシーなプレイのコントラストが人気の秘密である。
一人オーケストラとでも呼ぶべきダイナミックな演奏と抑制の利いたアーシーなプレイのコントラストが人気の秘密である。
ハウス・パーティ/ジミー・スミス(Blue Note・4002)
1.オー・プリヴァーヴ 2.ラヴァー・マン 3.ジャスト・フレンズ 4.ブルース・アフター・オール
Recorded at Manhattan Towers on 25 Aug 1957 & 25 Feb 1958
ケニー・バレル、アート・ブレイキー、リー・モーガン、ルー・ドナルドソン、ティナ・ブルックスを加えたオールスター・セクステットによる①は、各人の強力なソロの連続で圧倒される。スミスのオルガンは例によってグルーヴィだが、いつものオルガン・ジャズとはひと味違うハード・バップ的要素が強く、そのあたりが本作の妙味ともいえる。それにしても強力な布陣だ。
ザ・サーモン/ジミー・スミス(Blue Note・4011)
1.ザ・サーモン 2.J.O.S. 3.フラミンゴ
Recorded at Manhattan Towers,NYC on 25 Aug 1957 & 25 Feb 1958
オールスターズと言うだけある超豪華メンバー達が、タイトル曲を迫力あるゴスペル風に熱演。またティナ・ブルックスの参加も、このアルバムの見逃せないポイントです。
ホーム・クッキン/ジミー・スミス(Blue Note・4050)
1.シー・シー・ライダー 2.シュガー・ヒル 3.アイ・ガッタ・ウーマン 4.メッシン・アラウンド 5.グレイシー 6.カモン・ベイビー 7.モータリン・アロング 8.シンス・アイ・フェル・フォー・ユー 9.アポストロフィー 10.グローニン 11.モータリン・アロング(別テイク) 12.シンス・アイ・フェル・フォー・ユー(別テイク)
Recorded at the Van Gelder Studio on 15 Jul 1958,24 May & 16 Jun 1959
お馴染みのトリオ編成と、フランシスのテナーを加えたカルテット編成の2種類が楽しめるアルバム。レイ・チャールズ・ナンバーなどでは、R&Bフィーリングがいつも以上に色濃く表出される。
PERCY FRANCE(ts)(パーシー・フランス)・KENNY BURRELL(g)(ケニー・バレル)・JIMMY SMITH(org)(ジミー・スミス)・DONALD BAILEY(ds)(ドナルド・ベイリー)
クレイジー・ベイビー/ジミー・スミス(Blue Note・4030)
1.ホエン・ジョニー・カムズ・マーチング・ホーム(トラディショナル) 2.メイキン・フーピー 3.チュニジアの夜 4.ソニームーン・フォー・トゥー 5.マック・ザ・ナイフ 6.ホワッツ・ニュー 7.アルフレード
Recorded at the Van Gelder Studio on 4 Jan 1960
オルガン・ジャズのトップ・スターとして絶頂期にあった時期、60年の録音。ダイナミックでソウルフルなプレイを、ドラムスのベイリーや新加入のギタリストであるウォーレンが支える。
ミッドナイト・スペシャル/ジミー・スミス(Blue Note・4078)
1.ミッドナイト・スペシャル 2.ア・サトル・ワン 3.ジャンピン・ザ・ブルース 4.ホワイ・ワズ・アイ・ボーン 5.ワン・オクロック・ジャンプ
Recorded at the Van Gelder Studio on 25 Apr 1960
時代の移り変わりに惑わされることなく、常に先端をゆくオルガン奏者としてジャズの歴史に華を添えてきた彼。今作は全米アルバム・チャートにランク・インし大ヒットした名盤。
ジミー・スミス・プレイズ・ファッツ・ウォーラー(Blue Note・4100)
1.エヴリバディ・ラヴズ・マイ・ベイビー 2.スクイーズ・ミー 3.エイント・シー・スイート 4.浮気はやめた 5.ルルズ・バック・イン・タウン 6.ハニーサックル・ローズ 7.アイヴ・ファウンド・ア・ニュー・ベイビー
Recorded at the Van Gelder Studio on 23 Jan 1962
ジャズ・ピアノ&オルガン創始者の1人、ファッツ・ウォーラーの曲を取り上げてスミスがルーツを振り返った意欲作。とはいえ、何を弾いても典型的なスミス節の炸裂するところが興味深い。