STANLEY TURRENTINE(スタンリー・タレンタイン)
Jazz Artist > Saxphone
ペンシルバニア州ピッツバーグ生まれ (1934.4.5~2000.9.11)
溢れんばかりのブルース・フィーリングとコブシを利かせたプレイでスターダムに。
アビー・リンカーン/アビー・イズ・ブルー(Riverside)
1 アフロ・ブルー 2 ロンリー・ハウス 3 レット・アップ 4 サーズデイズ・チャイルド 5 ブラザー、ホエア・アー・ユー? 6 ラフ、クラウン、ラフ 7 カム・サンデイ 8 朝日のようにさわやかに 9 ロスト・イン・ザ・スターズ 10 ロング・アズ・ユーア・リヴィング
Recorded at NY on Spring and Fall 1959
グレート・アメリカン・ソングブックからのスタンダード曲を中心としたそれまでの作品とは一線を画し、タイトルが示すように、シンガーは厳粛かつ内省的に、世界の厳しい現実を歌う一方で、彼女のヴォーカルの才能が発揮され、リンカーンは曲の歌詞の内容をソウルフルに体現している。
ミッドナイト・スペシャル/ジミー・スミス(Blue Note・4078)
1.ミッドナイト・スペシャル 2.ア・サトル・ワン 3.ジャンピン・ザ・ブルース 4.ホワイ・ワズ・アイ・ボーン 5.ワン・オクロック・ジャンプ
Recorded at the Van Gelder Studio on 25 Apr 1960
時代の移り変わりに惑わされることなく、常に先端をゆくオルガン奏者としてジャズの歴史に華を添えてきた彼。今作は全米アルバム・チャートにランク・インし大ヒットした名盤。
ルック・アウト/スタンリー・タレンタイン(Blue Note・4039)
1.ルック・アウト 2.ジャーニー・イントゥ・メロディ 3.リターン・エンゲージメント 4.リトル・シェリ 5.タイニー・ケイパーズ 6.マイナー・チャント
Recorded at the Van Gelder Studio on 18 Jun 1960
『アス・スリー』吹き込み直後のパーラン・トリオがバックを務めた、ワン・ホーンによるタレンタインのデビュー作。彼の持ち味である、男性的で豪快な演奏が楽しめる。
スピーキン・マイ・ピース/ホレス・パーラン(Blue Note・4043)
1.ウェイディン 2.アップ・イン・シンシアズ・ルーム 3.ボーダーライン 4.ラスタス 5.オー・ソー・ブルー 6.スピーキン・マイ・ピース
Recorded at the Van Gelder Studio on 14 Jul 1960
豪快なタッチで楽しませてくれるパーランのピアノ。同郷のタレンタイン兄弟が参加しており、いつものゴキゲン具合にさらに磨きがかかっている。
フライト・トゥ・ジョーダン/デューク・ジョーダン(Blue Note・4046)
1.フライト・トゥ・ジョーダン 2.スターブライト 3.スクォーキン 4.ディーコン・ジョー 5.スプリット・クィック 6.シ・ジョヤ(危険な関係のブルース)
Recorded at Rudy Van Gelder Studio on 4 Aug 1960
60年に録音されたブルーノート時代最後で唯一のリーダー作品。フロントにディジー・リースとタレンタインを迎え、ブルージーでアーシーな味わい深い作品に仕上がっている。
A.T.’sデライト/アート・テイラー(Blue Note・4047)
1.シーダズ・ソング・フルート 2.エピストロフィー 3.ムーヴ 4.ハイ・シーズ 5.クークー&フンジ 6.ブルー・インタールード
Recorded at the Van Gelder Studio on 6 Aug 1960
プレスティッジとブルーノート、2大レーベルのリズムを支えた堅実ドラマーの数少ないリーダー作のCD化。才気走ったところもなければ,妙な居心地の悪さもまるでなし。スカッと黒っぽく骨太に迫る。②③⑤はラテン・パーカス入りで、それも悪くない。
DAVE BURNS(tp)(デイヴ・バーンズ)・STANLEY TURRENTINE(ts)(スタンリー・タレンタイン)・WYNTON KELLY(p)(ウイントン・ケリー)・PAUL CHAMBERS(b)(ポール・チェンバース)・ART TAYLOR(ds)(アート・テイラー)・POTATO VALDEZ(perc)(ポテト・ヴァルデス)
ブルー・アワー/スタンリー・タレンタイン・ウィズ・ザ・スリー・サウンズ(Blue Note・4057)
1.アイ・ウォント・ア・リトル・ガール 2.ジー・ベイビー・エイント・アイ・グッド・トゥ・ユー 3.ブルー・リフ 4.シンス・アイ・フェル・フォー・ユー 5.ウィロー・ウィープ・フォー・ミー
Recorded at the Van Gelder Studio on 16 Dec 1960
S・タレンタインならではの、ブルージーな魅力が全編に込められた作品。スリーサウンズの絶妙なプレイも手伝って、アーシーな味わい深い作品に仕上がっている。
アップ・アット・ミントンズ Vol.1/スタンリー・タレンタイン(Blue Note・4069)
1.バット・ノット・フォー・ミー 2.スタンリーズ・タイム 3.ブロードウェイ 4.イエスタデイズ
Recorded at the Minton's Play House,NYC on 23 Feb 1961
貫禄あるボス・テナーといえば彼。アス・スリーとグラント・グリーンのスペシャル・グループにあおられ、熱気溢れる演奏を披露している。ライヴ特有の盛り上がりが堪能できる。
アップ・アット・ミントンズ Vol.2/スタンリー・タレンタイン(Blue Note・4070)
1.レイター・アット・ミントンズ 2.カム・レイン・オア・カム・シャイン 3.ラヴ・フォー・セール 4.サマータイム
Recorded at the Minton's Play House,NYC on 23 Feb 1961
ますます盛り上がりをみせるライヴ盤第2作。勢い衰えることのない強力リズム・チームに支えられ、豪快にブローしている。1曲1曲が魅力全開の名盤。
オン・ザ・スパー・オブ・ザ・モーメント/ホレス・パーラン(Blue Note・4074)
1.オン・ザ・スパー・オブ・ザ・モメント 2.スクー・チー 3.アンド・ザット・アイ・アム・ソー・イン・ラヴ 4.アルズ・チューン 5.レイC 6.ピラミッド
Recorded at the Van Gelder Studio on 18 Mar 1961
名作『スピーキン・マイ・ピース』と対を成すクインテット作。いかにもブルーノートらしいハード・バピッシュなセッションであると同時に、パーランならではの翳りを帯びた響きが印象深い作品。
ディアリー・ビラヴド/スタンリー・タレンタイン(Blue Note・4081)
1.バイーア 2.ウィ・アワー・テーマ 3.マイ・シャイニグ・アワー 4.トラブルズ・オブ・ザ・ワールド 5.イエスタデイ 6.ディアリー・ビラヴド 7.ナッシング・ネヴァー・チェンジ・マイ・ラヴ・フォー・ユー
Recorded at the Van Gelder Studio on 8 Jun 1961
ザッツ・ホエア・イッツ・アット/スタンリー・タレンタイン(Blue Note・4096)
1.スマイル・ステイシー 2.ソフト・ペダル・ブルース 3.ピア 4.ウィル・シー・ヨール・アフター・ホワイル・ヤ・ハー 5.ドリーン・ドント・クライ・アイ 6.ライト・ブルー 7.ライト・ブルー(別テイク)
Recorded at the Van Gelder Studio on 2 Jan 1962
レス・マッキャンをピアノに迎えたソウルフルなセッション。両者が持ち味を存分に発揮し、グルーヴィで泥臭いアルバムが完成。なかでも「スマイル・ステイシー」は、漆黒の輝きを放っている。
STANLEY TURRENTINE(ts)(スタンリー・タレンタイン)・LES McCANN(p)(レス・マッキャン)・HERBIE LEWIS(b)(ハービー・ルイス)・OTIS FINCH(ds)(オーティス・フィンチ)
ミッドナイト・ブルー/ケニー・バレル(Blue Note)
1.チトリンス・コン・カーネ 2.ミュール 3.ソウル・ラメント 4.ミッドナイト・ブルー 5.ウェイヴィー・グレイヴィー 6.ジー・ベイビー・エイント・アイ・グット・トゥー・ユー 7.サタデイ・ナイト・ブルース
Recorded at the Van Gelder Studio on Apr 1967
ケニー・バレルの魅力は、そのブルージーなギター・プレイにある。といっても、それは真っ黒な感じではなくて、どこか都会的で洗練された感じのアーバン・ブルース。だからバレルが最高に輝いているのはブルースを弾いている時だ。アルバムでいうと、本作がまさにそれである。
"KENNY" BURRELL(g)(ケニー・バレル)・STANLEY TURRENTINE(ts)(スタンリー・タレンタイン)・MAJOR HOLLEY JR(b)(メイジャー・ホリーJR)・BILL ENGLISH(ds)(ビル・イングリッシュ)・RAY BARRETTO(conga)(レイ・バレット)