HERMAN FOSTER(ハーマン・フォスター)
Jazz Artist > Piano & Organ
ペンシルバニア州フィラデルフィア生まれ (1928.4.26~1999.4.3)
得意技の「ローリング・ブロック・コード」と呼ばれる奏法は、異様な響きで迫ってくる。弾くというよりは叩くといった感じのヴィブラートが彼の持ち味である。
ウェイリング・ウィズ・ルー/ルー・ドナルドソン(Blue Note・1545)
1.キャラヴァン 2.オールド・フォークス 3.ザット・グッド・オールド・フィーリング
4.ムーヴ・イット 5.ゼア・イズ・ノー・グレーター・ラヴ 6.L.D.ブルース
Recorded at Van Gelder Studio on 27 Jan 1955
Recorded at Van Gelder Studio on 27 Jan 1955
当時、ポスト“パーカー”の呼び声が高かった彼の代表作のひとつ。あまりリハーサルをしない彼が珍しく準備をして録音したせいか、リラックスした好演が聴ける。ジャズの小難しい側面を感じさせない傑作。
スウィング・アンド・ソウル/ルー・ドナルドソン(Blue Note・1566)
1.ドロシー 2.アイ・ウォント・クライ・エニー・モア 3.ハーマンズ・マンボ 4.ペック・タイム 5.ゼア・ウィル・ネヴァー・ビー・アナザー・ユー 6.グルーヴ・ジャンクション 7.グリッツ・アンド・グレイヴィー
Recorded at the Van Gelder Studio on 9 Jun 1957
リーダー作第3弾で,ついにコンガを初フィーチャー。常に明るくファンキーな調子が、より濃密になった感じ。新たな試みへの意欲が存分に発揮された、彼の記念碑的作品。
ブルース・ウォーク/ルー・ドナルドソン(Blue Note・1593)
1.ブルース・ウォーク 2.ムーヴ 3.ザ・マスカレード・イズ・オーヴァー 4.プレイ・イン 5.オータム・ノクターン 6.コーリン・オール・キャッツ
Recorded at the Van Gelder Studio on 28 Jul 1958
ブルージーで黒人特有の雰囲気が漂うスタイリスト、LDがワン・ホーンで吹き込んだ人気作。パーカッションの参加がソウルフルな魅力を一層味わい深いものにしている。特に代表曲①やユーモラスなコンガが堪能できる④がおすすめ。
ライト・フット/ルー・ドナルドソン(Blue Note・4053)
1.ライト・フット 2.ホッグ・マウ(フォールス・スタート)~ホッグ・マウ 3.メアリー・アン 4.グリーン・アイズ 5.ウォーキング・バイ・ザ・リヴァー 6.デイ・ドリームス 7.星影のステラ
Recorded at the Van Gelder Studio on 14 Dec 1958
レイ・バレットのコンガがフィーチャーされた58年録音のアルバム。ブルージーな魅力も打ち出して、パーカー派のアルト奏者から脱皮しようとしていた次期のドナルドソンの姿がうかがえる。
LOU DONALDSON(as)(ルー・ドナルドソン)・HERMAN FOSTER(p)(ハーマン・フォスター)・PECK MORRISON(b)(ペック・モリソン)・JIMMY WORMWORTH(ds)(ジミー・ウォームワース)・RAY BARRETTO(perc)(レイ・バレット)
グレヴィー・トレイン/ルー・ドナルドソン(Blue Note・4079)
1.グレイヴィー・トレイン 2.国境の南 3.ポルカ・ドッツ・アンド・ムーンビームス 4.アヴァロン 5.キャンディ 6.トゥイスト・タイム 7.グローリー・オブ・ラヴ
Recorded at the Van Gelder Studio on 27 Apr 1961
コンガを加えたワン・ホーン・クインテットでドナルドソンがアーシーなプレイを聴かせる傑作。「国境の南」「キャンディ」における飄々とした表現が楽しく、フォスターのピアノもファンキーだ。
LOU DONALDSON(as)(ルー・ドナルドソン)・HERMAN FOSTER(p)(ハーマン・フォスター)・BEN TUCKER(b)(ベン・タッカー)・DAVE BAILEY(ds)(デイヴ・ベイリー)・ALEC DORSEY(perc)(アレック・ドーシー)