BEN TUCKER(ベン・タッカー)
Jazz Artist > Bass
テネシー州ナッシュビル生まれ (1930.12.13~)
ソロは皆無に近いにもかかわらず、ウッド・ベースの気持ちよさを堪能させてくれる。
モダン・アート/アート・ペッパー(Blue Note)
1.ブルース・イン 2.魅せられて 3.君微笑めば 4.クール・バニー 5.ダイアンズ・ジレンマ 6.サヴォイでストンプ 7.恋とは何でしょう 8.ブルース・アウト 9.ダイアンズ・ジレンマ(別テイク) 10.サマータイム
Recorded at Radio Recorders,Hollywood on 28 Dec,14 Jan 1956,at Audio Arts, LA on 1 Apr 1957
ペッパーのプレイは文句なしに素晴らしい。50年代のペッパーを決定づける叙情性とロマン、そしてソフィスティケーションの衣をまとった野性のきらめきが最高に魅力的である。
ART PEPPER(as)(アート・ペッパー)・RUSS FREEMAN(p)(ラス・フリーマン)・BEN TUCKER(b)(ベン・タッカー)・CHUCK FLORES(ds)(チャック・フローレス)
アット・ザ・ファイヴ・スポット・カフェ/ケニー・バレル(Blue Note・4021)
1.イントロダクション・バイ・ケニー・バレル 2.バークス・ワークス 3.ハレルヤ 4.レディ・ビー・グッド 5.ラヴァー・マン 6.36-23-36
Recorded at the Five Spot Cafe,NYC on 25 Aug 1959
本作ではバレルのブルージィな魅力がライヴという雰囲気も手伝って一層の輝きを放つ。ティモンズやティナ・ブルックスといった共演者も最適の人選だ。ハード・バップにアーシーな持ち味を盛り込んだバレルのフレージングはどの曲でもスリリングに響く。
グリーン・ストリート/グラント・グリーン(Blue Note・4071)
1.No.1グリーン・ストリート 2.ラウンド・アバウト・ミッドナイト 3.グランツ・ディメンションズ 4.グリーン・ウィズ・エンヴィ 5.アローン・トゥゲザー
Recorded at Rudy Van Gelder Studio on 1 Apr 1961
シングル・トーンを多用したスタイルで、温もりある味のある音を醸しだすグラント・グリーン。名曲「ラウンド・アバウト・ミッドナイト」で知られるデビュー第2弾。
グレヴィー・トレイン/ルー・ドナルドソン(Blue Note・4079)
1.グレイヴィー・トレイン 2.国境の南 3.ポルカ・ドッツ・アンド・ムーンビームス 4.アヴァロン 5.キャンディ 6.トゥイスト・タイム 7.グローリー・オブ・ラヴ
Recorded at the Van Gelder Studio on 27 Apr 1961
コンガを加えたワン・ホーン・クインテットでドナルドソンがアーシーなプレイを聴かせる傑作。「国境の南」「キャンディ」における飄々とした表現が楽しく、フォスターのピアノもファンキーだ。
LOU DONALDSON(as)(ルー・ドナルドソン)・HERMAN FOSTER(p)(ハーマン・フォスター)・BEN TUCKER(b)(ベン・タッカー)・DAVE BAILEY(ds)(デイヴ・ベイリー)・ALEC DORSEY(perc)(アレック・ドーシー)
サンデイ・モーニン/グラント・グリーン(Blue Note・4099)
1.フリーダム・マーチ 2.サンデイ・モーニン 3.栄光への脱出 4.ゴッド・ブレス・ザ・チャイルド 5.カム・サンライズ 6.ソー・ホワット
Recorded at the Van Gelder Studio on 4 Jun 1961
シングル・トーンを基調としたブルージィなプレイで、根強い支持を得ているグリーンが、人気ピアニストのケニー・ドリューと共演したゴスペル・フィーリングあふれる作品。映画音楽としてヒットした③やマイルス・デイヴィスの⑥など、選曲も興味深い。