PAUL LAWRENCE DUNBAR JR. CHAMBERS(ポール・チェンバース)Blue Note 4000
Jazz Artist > Bass
ペンシルバニア州ピッツバーグ生まれ (1935.4.22~1969.1.4)
卓越したテクニックと歌心の妙なる調和。一つ一つの音がずしりと重い。
ザ・シーン・チェンジズ/バド・パウエル(Blue Note・4009)
1.クレオパトラの夢 2.デュイッド・ディード 3.ダウン・ウィズ・イット 4.ダンスランド 5.ボーダリック 6.クロッシン・ザ・チャンネル 7.カミン・アップ 8.ゲッティン・ゼア 9.ザ・シーン・チェンジズ
Recorded at the Van Gelder Studio on 29 Dec 1958
不滅の名曲 「クレオパトラの夢」 で幕を開けるピアノ・トリオの大人気盤。モダン・ジャズ・ピアノの神様バド・パウエル復活の1枚。
ジャッキーズ・バック/ジャッキー・マクリーン(Blue Note・4051)
1.クァドラングル 2.ブルース・イン 3.フィデル 4.アポイントメント・イン・ガーナ 5.バラッド・フォー・ドール 6.ジャワ島
Recorded at Rudy Van Gelder Studio on 18 Jan 1959 & 1 Sep 1960
ブルーノートでの初レコーディング・セッション3曲を含む記念すべきアルバム。インプロバイザーの魅力と共に、圧縮型の斬新な作風を見せる③のテーマにいつも感服。
ニュー・ソイル/ジャッキー・マクリーン(Blue Note・4013)
1.ヒップ・ストラット 2.マイナー・アプリヘンション 3.グリージー 4.スウィート・ケイクス 5.デイヴィス・カップ
Recorded at the Van Gelder Studio on 2 May 1959
ブルーノートへ移籍後の初リーダー作。それまで演奏全面にでていた甘美な部分というのがやや影を潜め、パワフルになってゆくのが特徴。他のメンバーも進取の精神に富んだ強力な顔ぶれ。
スター・ブライト/ディジー・リース(Blue Note・4023)
1.ザ・レイク 2.アイル・クローズ・マイ・アイズ 3.グルーヴスヴィル 4.ザ・リバウンド 5.アイ・ウィッシュト・オン・ザ・ムーン 6.ア・ヴァリエーション・オン・モンク
Recorded at the Van Gelder Studio on 19 Nov 1959
ハンク・モブレーやウィントン・ケリーらの豪華な共演陣、よく歌うメロディアスなトランペット・プレイが魅力のD・リース最高の人気盤。ブルーノート第2弾の作品。
アウト・オブ・ザ・ブルー/ソニー・レッド(Blue Note・4032)
1.ブルースヴィル 2.ステイ・アズ・スイート・アズ・ユー・アー 3.アイヴ・ネヴァー・ビーン・イン・ラヴ・ビフォア 4.ナディア 5.ブルース・イン・ザ・ポケット 6.アローン・トゥー・ロング 7.ザ・ロープ 8.星への階段
Recorded at the Van Gelder Studio on 5 Dec 1959 & 23 Jan 1960
隠れた名アルト奏者、ソニー・レッドがブルーノートに残した唯一のリーダー作。リラックスしたファンキー・ジャズが心地よく響く、和みのアルバム。のんびりしたい時にお薦め。
キャプチン・スイング/ジャッキー・マクリーン(Blue Note・4038)
1.フランシスコ 2.ジャスト・フォー・ナウ 3.ドント・ブレイム・ミー 4.コンディション・ブルー 5.カプチン・スイング 6.オン・ザ・ライオン
Recorded at the Van Gelder Studio on 17 Apr 1960
ブルースや既成のスタンダード曲のコード進行を借りたオリジナルなど、ハードバップ枠内の演奏。ハードバップからの「脱却」意識が随所に顔を出し程よいスパイスになっている。
リー・ウェイ/リー・モーガン(Blue Note・4034)
1.ジーズ・アー・ソウルフル・デイズ 2.ザ・ライオン・アンド・ザ・ウルフ 3.ミッドタウン・ブルース 4.ナカティニ組曲
Recorded at the Van Gelder Studio on 28 Apr 1960
傑作アルバム『キャンディ』に続くBN7作目。超豪華メンバーによる「ザ・ライオン・アンド・ザ・ウルフ」ほか、ぴたりと息の合った余裕のある名演が楽しめる。
A.T.’sデライト/アート・テイラー(Blue Note・4047)
1.シーダズ・ソング・フルート 2.エピストロフィー 3.ムーヴ 4.ハイ・シーズ 5.クークー&フンジ 6.ブルー・インタールード
Recorded at the Van Gelder Studio on 6 Aug 1960
プレスティッジとブルーノート、2大レーベルのリズムを支えた堅実ドラマーの数少ないリーダー作のCD化。才気走ったところもなければ,妙な居心地の悪さもまるでなし。スカッと黒っぽく骨太に迫る。②③⑤はラテン・パーカス入りで、それも悪くない。
DAVE BURNS(tp)(デイヴ・バーンズ)・STANLEY TURRENTINE(ts)(スタンリー・タレンタイン)・WYNTON KELLY(p)(ウイントン・ケリー)・PAUL CHAMBERS(b)(ポール・チェンバース)・ART TAYLOR(ds)(アート・テイラー)・POTATO VALDEZ(perc)(ポテト・ヴァルデス)
シェイズ・オブ・レッド/フレディ・レッド(Blue Note・4045)
1.セスピアン 2.ブルース・ブルース・ブルース 3.シャドウズ 4.メラニー 5.スイフト 6.ジャスト・ア・パラッド・フォー・マイ・ベイビー 7.オレ
Recorded at the Van Gelder Studio on 13 Aug 1960
前作『コネクション』で示した高い作曲能力、フロント陣との絶妙なコンビなど、さらなる飛躍が感じられるアルバム。幻の名盤としても名高いので、一度は耳にしておきたい。
ゴーイン・アップ/フレディ・ハバード(Blue Note・4056)
1.エイジアティック・レエズ 2.ザ・チェンジング・シーン 3.カリオカ 4.ア・ペック・ア・セック 5.アイ・ウィシュト・アイ・ニュー 6.ブルース・フォー・ブレンダ
Recorded at the Van Gelder Studio on 6 Nov 1960
野球好きでなくても豪腕投手のピッチングにはつい見入ってしまう、それと同質の天性がハバードの良さであり、本作の最大の魅力でもある。速く、高く、大きな音……ペットの権化の演奏に聴くより先に腰が浮く。ここではフィリー・ジョーが最大の理解者。
ロール・コール/ハンク・モブレー(Blue Note・4058)
1.ロール・コール 2.マイ・グルーヴ・ユア・ムーヴ 3.テイク・ユア・ピック 4.ア・バプティスト・ビート 5.ザ・モア・アイ・シー・ユー 6.ザ・ブレイクダウン
Recorded at the Van Gelder Studio on 13 Nov 1960
『ソウル・ステーション』のメンバーにフレディ・ハバードを加えて強烈なハード・バップを謳い上げた名作。モブレーのテナーも最高に心地好い。
ホイッスル・ストップ/ケニー・ドーハム(Blue Note・4063)
1.フィリー・ツイスト 2.バッファロー 3.サンセット 4.ホイッスル・ストンプ 5.サンライズ・イン・メキシコ 6.ウィンドミル 7.ドーハムズ・エピタフ
Recorded at the Van Gelder Studio on 15 Jan 1961
BNにおけるリーダー作第3弾は伸びやかなトランペット・プレイがテーマ。アメリカ中西部の広大さと、熱く乾いた空気を想像させる。それもまた彼の生地だからこそ。
ワークアウト/ハンク・モブレー(Blue Note・4080)
1.ワークアウト 2.アー・ハー 3.スモーキン 4.ザ・ベスト・シングス・イン・ライフ・アー・フリー 5.グリーシン・イージー
Recorded at the Van Gelder Studio on 26 Mar 1961
1.ワークアウト 2.アー・ハー 3.スモーキン 4.ザ・ベスト・シングス・イン・ライフ・アー・フリー 5.グリーシン・イージー
Recorded at the Van Gelder Studio on 26 Mar 1961
マイルス・ディヴィスのグループに在籍していた頃のアルバムで、『ロール・コール』『ソウル・ステーション』と並ぶ傑作。このアルバムでの質の高い演奏で彼の人気は決定的なものになった。冒頭の長いソロには圧巻。
デクスター・コーリング/デクスター・ゴードン(Blue Note・4083)
1.ソウル・シスター 2.モーダル・ムード 3.アイ・ウォント・モア 4.情事の終わり 5.クリア・ザ・デックス 6.アーニーズ・チューン 7.スマイル 8.ランドスライド
Recorded at the Van Gelder Studio on 9 May 1961
1960年代初頭を飾った名作が紙ジャケで登場。デックスのブルーノート2枚目である本作は、ケニー・ドリュー・トリオを従えたワン・ホーン・アルバム。豪放なテナーを心ゆくまで味わえる。
ブルー・アンド・センチメンタル/アイク・ケベック(Blue Note・4098)
1.ブルー・アンド・センチメンタル 2.マイナー・インパルス 3.ドント・テイク・ユア・ラヴ・フロム・ミー 4.ブルース・フォー・チャーリー 5.ライク 6.カウント・エヴリ・スター
Recorded at the Van Gelder Studio on 16 & 23 Dec 1961
太くたくましいトーンは、まさにテナーの醍醐味ともいえる。それで、こんなバラードを聴いてしまったら……。浸るにはもってこいの1枚。