BLUE NOTE(ブルーノート)4001-4010
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ニュークス・タイム/ソニー・ロリンズ(Blue Note・4001)
1.チューン・アップ 2.エイジアティック・レエズ 3.ワンダフル・ワンダフル 4.飾りのついた四輪馬車 5.ブルース・フォー・フィリー・ジョー 6.ネイムリー・ユー
Recorded at the Van Gelder Studio on 22 Sep 1957
ワン・ホーン・カルテットによるロリンズの傑作。ケリーの絶妙なサポートを得てロリンズは緩急自在なプレイを展開する。その中でも歌心が最高に光る④は絶品の誉れ高い名演として知られており,絶頂期にあったロリンズがいかに凄かったかを知る重要作。
ハウス・パーティ/ジミー・スミス(Blue Note・4002)
1.オー・プリヴァーヴ 2.ラヴァー・マン 3.ジャスト・フレンズ 4.ブルース・アフター・オール
Recorded at Manhattan Towers on 25 Aug 1957 & 25 Feb 1958
ケニー・バレル、アート・ブレイキー、リー・モーガン、ルー・ドナルドソン、ティナ・ブルックスを加えたオールスター・セクステットによる①は、各人の強力なソロの連続で圧倒される。スミスのオルガンは例によってグルーヴィだが、いつものオルガン・ジャズとはひと味違うハード・バップ的要素が強く、そのあたりが本作の妙味ともいえる。それにしても強力な布陣だ。
モーニン/アート・ブレイキー・アンド・ザ・ジャズ・メッセンジャーズ(Blue Note・4003)
1.モーニン 2.アー・ユー・リアル 3.アロング・ケイム・ベティ 4.ドラム・サンダー組曲 5.ブルース・マーチ 6.カム・レイン・オア・カム・シャイン
Recorded at Rudy Van Gelder Studio on 30 Oct 1958
誰もが口ずさんだといわれるアート・ブレイキーの代表的名盤。ファンキージャズといえばまず真っ先に思い浮かべるのが『モーニン』だろう。ボビー・ティモンズのペンによるこの曲は、アメリカ、ヨーロッパ、日本など全世界中でヒットした。モダンジャズ黄金時代を象徴する名曲で、日本におけるジャズブームの火つけ役ともなった。
ホリデイ・フォー・スキンズ Vol.1/アート・ブレイキー(Blue Note・4004)
1.ザ・フィースト 2.アグハノ 3.ラメント・アフリカーノ 4.ミラージュ
Recorded at Manhattan Towers on 9 Nov 1958
「リズムの饗宴」の第2弾。1980年代半ばにようやくロンドンのソーホーにてリズムに乗ってフロア狭しと踊りまわる若者たちが続出した。
ホリデイ・フォー・スキンズ Vol.2/アート・ブレイキー(Blue Note・4005)
1.オ・ティンデ 2.スウィンギン・キルツ 3.ディンガ 4.リフレクション
Recorded at Manhattan Towers on 9 Nov 1958
本作はレア・グルーヴとしても注目を集めたブレイキーの58年録音。四方八方にリズムが飛び交う様は圧巻。
ブルース・イン・トリニティ/ディジー・リース(Blue Note・4006)
1.ブルース・イン・トリニティ 2.アイ・ハド・ザ・クレイジスト・ドリーム 3.クローズ・アップ 4.シェパーズ・セレナーデ 5.カラー・ブラインド 6.ラウンド・アバウト・ミッドナイト
Recorded at Decca Studio,London on 24 Aug 1958
イギリスにディジー・リースという「すごいトランペッターがいる!」ということで、ブルーノート製作陣がわざわざロンドンまで出張して録音した作品。ブルーノート初録音、ドラムに、アート・テイラー出演。リースが、精一杯吹いている作品。
DIZZY REECE(tp)(ディジー・リース)・DONALD BYRD(tp)(ドナルド・バード)・TUBBY HAYES(ts・ss・fl・vib)(タビー・ヘイズ)・TERRY SHANNON(p)(テリー・シャノン)・LLOYD THOMPSON(b)(ロイド・トンプソン)・ART TAYLOR(ds)(アート・テイラー)
オフ・トゥ・ザ・レイシズ/ドナルド・バード(Blue Note・4007)
1.恋人よ我に帰れ 2.ホエン・ユア・ラヴァー・ハズ・ゴーン 3.サッドウェスト・ファンク 4.ポールズ・パル 5.オフ・トゥ・ザ・レイシス 6.ダウン・テンポ
Recorded at the Van Gelder Studio on 2 Dec 1958
本盤は、バードのブルーノート初リーダー作。冒頭「恋人よ我に帰れ」の高速演奏は爽快の極致で、バリトンのアダムスらとのコンビネーションも最高だ。
フィンガー・ポッピン/ホレス・シルバー(Blue Note・4008)
1.フィンガー・ポッピン 2.ジューシー・ルーシー 3.スインギン・ザ・サンバ 4.スイート・スタッフ 5.クッキン・アット・ザ・コンチネンタル 6.カム・オン・ホーム 7.ユー・ハプンド・マイ・ウェイ 8.メロー・D
Recorded at the Van Gelder Studio on 31 Jan 1959
フロントにミッチェル、クックらを迎えたシルヴァー・クインテット全盛期のアルバム。この後に続く黄金時代を予感させる、活気に満ちたプレイが聴ける。はずれのない全8曲入り。
ザ・シーン・チェンジズ/バド・パウエル(Blue Note・4009)
1.クレオパトラの夢 2.デュイッド・ディード 3.ダウン・ウィズ・イット 4.ダンスランド 5.ボーダリック 6.クロッシン・ザ・チャンネル 7.カミン・アップ 8.ゲッティン・ゼア 9.ザ・シーン・チェンジズ
Recorded at the Van Gelder Studio on 29 Dec 1958
不滅の名曲 「クレオパトラの夢」 で幕を開けるピアノ・トリオの大人気盤。モダン・ジャズ・ピアノの神様バド・パウエル復活の1枚。
ウォーキン&トーキン/ベニー・グリーン(Blue Note・4010)
1.ザ・シャウター 2.グリーン・リーヴス 3.ジス・ラヴ・オブ・マイン 4.ウォーキン・アンド・トーキン 5.オール・アイ・ドゥ・イズ・ドリーム・オブ・ユー 6.ホッピン・ジョーンズ
Recorded at the Van Gelder Studio on 25 Jan 1959
スウィング・ジャズの風味で独特の個性を醸し出していたトロンボーン奏者の、ブルーノートにおける最終録音。1959年当時のレギュラー・メンバーによる演奏は、全員の息がぴったりと合って気持ち良い。
BENNY GREEN(tb)(ベニー・グリーン)・EDDY WILLIAMS(ts)(エディ・ウィリアムス)・GILDO MAHONES(p)(ギルド・マホネス)・GEORGE TUCKER(b)(ジョージ・タッカー)・AL DREARES(ds)(アル・ドレアレス)