MILT "BAGS" JACKSON(ミルト・ジャクソン) - 東京ジャズクラブ346 - TOKYO JAZZ CLUB 346 -

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MILT "BAGS" JACKSON(ミルト・ジャクソン)

Jazz Artist > Vibraphone
ミシガン州デトロイト生まれ (1923.1.1~1999.10.9)

彼のプレイはソウルフルなブルースであると同時にバラード演奏においてリリカルでロマンティックな美しさも表現できる。モダン・ヴィブラフォン奏法の確立者として後に多大な影響を与えた。
ミルト・ジャクソン(Blue Note・1509)
1.リリー 2.タヒチ 3.ホワッツ・ニュー 4.バグス・グルーヴ 5.オン・ザ・シーン 6.ウィロー・ウィープ・フォー・ミー 7.クリス・クロス 8.エロネル 9.ミステリオーソ(別テイク) 10.エヴィデンス 11.リリー(別テイク) 12.フォア・イン・ワン(別テイク)
Recorded at WOR Studio & Apex Studio on 2 Jul 1948,23 Jul 1951,7 Apr 1952
ヴィブラフォンの神様がMJQ結成以前に残した本作では、後に顕著になるリリカルな音楽性とともに、セロニアス・モンクの魅力も味わうことができる。
1.ラウンンド・ミッドナイト 2.オフ・マイナー 3.ルビー・マイ・ディア 4.アイ・ミーン・ユー 5.パリの4月 6.イン・ウォークト・バド 7.セロニアス 8.エピストロフィー 9.ミステリオーソ 10.ウェル・ユー・ニードント 11.イントロスペクション 12.ハンフ
Recorded at WOR Studio & Apex Studio on 15 & 24 Oct,21 Nov 1947,2 Jul 1948
この40年代終わりに録音された曲はみな、セロニアス・モンクの初リーダー・セッションの音源だ。このピアニスト兼作曲家の唯一無比のスタイルはすでにこの時点で確立されている。立体的な演奏法、くせのあるメロディー、しゃれたウィット、そして懐の深いタイム感、アクセント、音色。
1.キャロライナ・ムーン 2.ホーニン・イン 3.スキッピー 4.レッツ・クール・ワン 5.サバーバン・アイズ 6.イヴォンヌ 7.ストレート・ノー・チェイサー 8.フォア・イン・ワン 9.ナイス・ワーク 10.モンクス・ムード 11.フー・ノウズ 12.アスク・ミー・ナウ
Recorded at WOR Studio & Apex Studio on 15 & 24 Oct,21 Nov 1947,23 Jul 1951,30 May 1952
“モンクス・ミュージック”と呼ばれるジャズ・スタンダードが結集された傑作のVol.2。
1.アワ・ディライト(別テイク) 2.同 3.ザ・スカーラル(別テイク) 4.同 5.ザ・チェイス(別テイク) 6.同 7.ウェイル(別テイク) 8.バウンシング・ウィズ・バド(別テイク) 9.ダブル・トーク 10.ダメロニア(別テイク) 11.同
Recorded at WOR Studio & Apex Studio on 26 Sep 1947,11 Oct 1948,9 Aug 1949
ハード・バップ以前の最も重要なトランペッターであるが、26歳という若さで惜しくもこの世を去ってしまった彼の代表作。相性が良くなかったと言われるB.パウエルとの掛け合いも希少価値がある。
1.レディ・バード(別テイク) 2.レディ・バード 3.ジャベロ(別テイク) 4.ジャベロ 5.シンフォネット(別テイク) 6.シンフォネット 7.ダブル・トーク(別テイク) 8.バウンシング・ウィズ・バド(別テイク) 9.異教徒たちの踊り(別テイク) 10.ザ・スカンク(別テイク) 11.バッペレーション
Recorded at WOR Studio & Apex Studio on 13 Sep,11 Oct 1948,9 Aug 1949
夭逝した天才トランペット奏者ファッツ・ナヴァロの参加したタッド・ダメロン、マギー~ナヴァロ、バド・パウエルが3頭リーダーのセッションを収録した名作。ビ・バップをこよなく愛したナヴァロのアドリブはすべてが必聴。参加メンバーもまばゆい。
1.ジャンゴ 2.ワン・ベース・ヒット 3.ラ・ロンド組曲 4.ザ・クイーンズ・ファンシー 5.デローネイのジレンマ 6.ニューヨークの秋 7.バット・ノット・フォー・ミー 8.ミラノ
Recorded at Van Gelder Recording Studio on 25 Jun 1953 & 23 Dec 1954 & 9 Jan 1955
音楽的にはジョン・ルイスがリーダー・シップをとっているが、その設立や解散などはミルト・ジャクソンが発端という奇妙な巡り合わせのMJQ。ドラムスがまだケニー・クラークの頃で、このアルバムはMJQとして正式にスタートしたファーストである。
1.バグス・グルーヴ (テイク1) 2.バグス・グルーヴ (テイク2) 3.エアジン 4.オレオ 5.バット・ノット・フォー・ミー (テイク2) 6.ドキシー 7.バット・ノット・フォー・ミー (テイク1)
Recorded at Rudy Van Gelder Studio on 24 Dec 1954(1,2),29 Jun 1954(3-7)
ハード・バップの誕生を告げたジャズ史上に輝く名盤。後のバップ・シーンを担う巨人たちによるオールスター・セッション!
1.ザ・マン・アイ・ラヴ(テイク2) 2.スウィング・スプリング 3.ラウンド・ミッドナイト 4.ベムシャ・スウィング 5.ザ・マン・アイ・ラヴ(テイク1)
Recorded at Hackensack on 24 Dec 1954 & 26 Oct 1956
マイルスとモンクの間に火花散る歴史的クリスマス・セッション。緊張感溢れる空気の中でジャズ・ジャイアンツの熱きプレイが燃え上がる。
1.ラルフズ・ニュー・ブルース 2.オール・オブ・ユー 3.四月の想い出 4.ガーシュウィン・メドレー:スーン~フォー・ユー、フォー・ミー、フォー・エヴァーモア~ラヴ・ウォークト・イン~アワ・ラヴ・イズ・ヒア・トゥ・ステイ 5.朝日のようにさわやかに 6.コンコルド
Recorded at NYC on 2 Jul 1955
MJQがそのスタイルを確立した当初のアルバム。もちろん有名な「朝日のようにさわやかに」も入っている。ジョン-シルトのコンビで研究しオリジナルな形でとり入れたクラシックのフーガ風の技法も、この曲と次の「コンコルド」で聴くことができる。
1.オパス・デ・ファンク 2.オパス・ポーカス 3.ユー・リーブ・ミー・プレスレス 4.オパス・アンド・インタールード
Recorded at Van Gelder Recording Studio on 28 Oct 1955
歴史的名演として聴かれるサヴォイを代表する名盤の一枚。『スイング・ジャーナル』選定のゴールド・ディスク受賞盤。ミルト他、フランク・ウエス、ハンク・ジョーンズらによる演奏。
1.リユニオン 2.ウルトラマリーン 3.ドント・ウォーク 4.ロウアー・ストラトスフィア 5.モブレーズ・ミュージングス
Recorded at Van Gelder Studio on 13 Jan 1957
このアルバムのメンバーは、もうジャズ・メッセンジャーズそのものと言っても良く、アツいリズムセクションにメロディアスで渋い光輝くフロント陣のすばらしい演奏が最後まで隙間無く続く、ハード・バップの魅力がほとばしる1枚。
1-1.朝日のようにさわやかに 1-2.シリンダー 1-3.サマータイム 1-4.リアリー・トゥルー・ブルース 1-5.ホワッツ・ニュー 1-6.Aマイナーのブルース 1-7.コンファメイション 1-8.ラウンド・ミッドナイト 1-9.チュニジアの夜 1-10.ティアーズ・フロム・ザ・チルドレン 1-11.H(B)のブルース
2-1.ゴールデン・ストライカー 2-2.ひとしれず 2-3.トラヴリン 2-4.スケーティング・イン・セントラル・パーク 2-5.リジェンダリー・プロフィール 2-6.アランフェス協奏曲 2-7.ジャスミン・トゥリー 2-8.イン・メモリアム~アンコール 2-9.ジャンゴ 2-10.バグズ・グルーヴ
Recorded at "Lincoln Center",NYC on Nov 1974
ジョン・ルイスの理性的なピアノとミルト・ジャクソンのエモーショナルなヴァイヴを両極にして成り立っていたMJQの、1974年11月のリンカーン・センターでのラスト・ライヴがこれ。23年間の歴史をしめるにふさわしい様式美と衝動を感じさせる演奏。
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