HENRY "HANK" JONES(ハンク・ジョーンズ)
Jazz Artist > Piano & Organ
ミシガン州ポンティアック生まれ (1918.7.31~)
サド・ジョーンズ、エルヴィン・ジョーンズ3兄弟の長兄。
ハード・バップ・スタイルのピアニストであるが、粗いところがなく、極めて整った優雅なフレーズを弾くので、モダンなピアニストとしては最も聴きやすいサウンドである。
ハード・バップ・スタイルのピアニストであるが、粗いところがなく、極めて整った優雅なフレーズを弾くので、モダンなピアニストとしては最も聴きやすいサウンドである。
ナウズ・ザ・タイム/チャーリー・パーカー(Verve)
1.ザ・ソング・イズ・ユー 2.レアード・ベアード 3.キム(別テイク) 4.キム 5.コズミック・レイズ 6.コズミック・レイズ(別テイク) 7.チ・チ(別テイク) 8.チ・チ 9.チ・チ(別テイク) 10.チ・チ 11.アイ・リメンバー・ユー 12.ナウズ・ザ・タイム 13.コンファメイション
Recorded at Fulton Recording Studios,NYC on 30 Dec 1952 & 28 Jul 1953
今なお多くの奏者に大きな影響力を持つパーカー・フレーズが十二分に堪能できる名盤。彼お馴染みのナンバーを驚異的な迫力で吹きまくるさまは圧巻。ワン・ホーン・ジャズの快盤。
オパス・デ・ジャズ/ミルト・ジャクソン(Savoy)
1.オパス・デ・ファンク 2.オパス・ポーカス 3.ユー・リーブ・ミー・プレスレス 4.オパス・アンド・インタールード
Recorded at Van Gelder Recording Studio on 28 Oct 1955
歴史的名演として聴かれるサヴォイを代表する名盤の一枚。『スイング・ジャーナル』選定のゴールド・ディスク受賞盤。ミルト他、フランク・ウエス、ハンク・ジョーンズらによる演奏。
ベース・オン・トップ/ポール・チェンバース(Blue Note・1569)
1.イエスタデイズ 2.ユード・ビー・ソー・ナイス・トゥ・カム・ホーム・トゥ 3.チェイシン・ザ・バード 4.ディア・オールド・ストックホルム 5.ザ・テーマ 6.コンフェッシン
Recorded at Rudy Van Gelder Studio on 14 Jul 1957
これぞジャズ・ベースの醍醐味。モダン・ジャズ界随一の働き者、チェンバースが、すべての技をつぎ込んだ傑作。スタンダード・ナンバーに低音の魅力が映える。
ハイ・アンド・マイティ・ホーク/コールマン・ホーキンス(Felsted)
1.バード・オブ・プレイ・ブルース 2.マイ・ワン・アンド・オンリー・ラヴ 3.ヴィネット 4.オオ・ウィー・ミス G.P.! 5.君は変わった 6.ゲット・セット
Recorded on 18 & 19 Feb 1958
ビ・パップの流れに乗り切れずに苦境に陥っていたホーキンスは,このレコードの吹き込みによって一気に人気を回復した。レスター・ヤングと並んでテナー・サックスのパイオニアの地位を不動のものにしたのは実はこのたった一枚のアルバム。必聴盤だ。
COLEMAN HAWKINS(ts)(コールマン・ホーキンス)・BUCK CLAYTON(tp)(バック・クレイトン)・"HANK" JONES(p)(ハンク・ジョーンズ)・RAY BROWN(b)(レイ・ブラウン)・MICKEY SHEEN(ds)(ミッキー・シーン)
サムシン・エルス/キャノンボール・アダレイ(Blue Note・1595)
1.枯葉 2.ラヴ・フォー・セール 3.サムシン・エルス 4.ワン・フォー・ダディ・オー 5.ダンシング・イン・ザ・ダーク
Redorded at Rudy Van Gelder Studio on 9 Mar 1958
この一作だけでシャンソンの名曲「枯葉」がジャズ・スタンダードになってしまった。
ウイ・フリー・キングス/ローランド・カーク(Mercury)
1.スリー・フォー・ザ・フェスティヴァル 2.ムーン・ソング 3.ア・サック・フル・オブ・ソウル 4.ザ・ホーンテッド・メロディ 5.ブルース・フォー・アリス 6.ウィ・フリー・キングス 7.ユー・ディド・イット,ユー・ディド・イット 8.サム・カインド・オブ・ラヴ 9.マイ・ディライト 10.ブルース・フォー・アリス(別テイク) 11.スプリング・ウィル・ビー・ア・リトル・レイト・ディス・イヤー
Recorded at Nola Penthouse Studios,NYC on 16 Aug 1961
盲目のマルチ・リード奏者ローランド・カークの1961年の録音で、初期のカークの姿がここにある。昔は生々しさと騒がしさがカークのイメージだったが、こうして時代を経て聴き返してみると、リード楽器の音色がカークのヴォーカルのように聴こえてくる。
2・3・4/シェリー・マン(Impulse)
1.A列車で行こう 2.ザ・シックス・オブ・アス 3.スローリー 4.リーン・オン・ミー 5.チェロキー 6.ミー・アンド・サム・ドラムス
Recorded on 5-8 Feb 1962
ウエスト・コースト・ジャズを代表するドラマーが、東海岸の新旧ミュージシャンと出会って吹き込んだ名作。曲によってデュオやトリオなど編成を変幻自在に変える工夫も彼ならでは。
ズート・アット・イーズ/ズート・シムズ(Famous Door)
1.朝日のようにさわやかに 2.イン・ザ・ミドル・オブ・ア・キス 3.ローズマリーズ・ベイビー 4.ビーチ・イン・ジ・AM 5.ドル・ナッシング・ティル・ユー・ヒア・フロム・ミー 6.アラバミー・ホーム 7.カクテル・フォー・トゥー 8.マイ・ファニー・ヴァレンタイン
Recorded on 30 May & 9 Aug 1973
「朝日のようにさわやかに」「ローズマリーズ・ベイビー」などのポピュラーナンバーもごきげん。ハンク・ジョーンズ、ミルト・ヒントンなどのおなじみのトリオもズートを引き立てる。1973年、ズートの晩年の作品のなかでは、最高の出来だ。
アット・ヴィレッジ・ヴァンガード/グレート・ジャズ・トリオ(East Wind)
1.ムース・ザ・ムーチ 2.ネイマ 3.フェイバーズ 4.12+12 5.コンファメーション 6.ウインド・フラワー 7.ナーディス 8.ローラ
Recorded at "Village Vanguard",NYC on 19 & 20 Feb 1977
ここでのジョーンズは誰にも負けないモダン派振りを示している。強力なタッチと惚れ惚れするほどのイマジネーションに富んだソロ。60歳を超えているとは思えない演奏を見せる。