ARTHUR DAVID DAVIS(アート・デイヴィス)
Jazz Artist > Bass
ペンシルベニア州生まれ(1934.12.6~2007.7.29)
アビー・リンカーン/ストレート・アヘッド(Candid)
1.ストレート・アヘッド 2.ホエン・マリンディー・シングズ 3.イン・ザ・レッド 4.ブルー・モンク 5.レフト・アローン 6.アフリカン・レディ 7.レトリビューション
Recorded at Nola Penthouse Studios, NY on 22 Feb 1961
カサンドラ・ウィルソン、ジャズメイア・ホーンなど後進からも敬愛を受ける伝説的シンガー、アビー・リンカーンの傑作。のちに夫となるマックス・ローチをはじめとする凄腕ミュージシャンたちがバックに参加、ビリー・ホリデイ作詞の「レフト・アローン」など数々の名曲を唯一無二の歌唱で描き出す。
オレ/ジョン・コルトレーン(Atlantic)
1.オレ! 2.ダホメイ・ダンス 3.アイシャ 4.オリジナル・アンタイトルド・バラード(トゥー・ハー・レイディシップ)
Recorded at A&R Studios,NYC on 25 May 1961
大胆なソロを展開した彼の代表的アルバムに、バラード1曲を追加収録。美しいテナーの音色を心ゆくまで楽しめる内容だ。タイトルに象徴されるスパニッシュ風のニュアンスが作品を特徴づける。
ウイ・フリー・キングス/ローランド・カーク(Mercury)
1.スリー・フォー・ザ・フェスティヴァル 2.ムーン・ソング 3.ア・サック・フル・オブ・ソウル 4.ザ・ホーンテッド・メロディ 5.ブルース・フォー・アリス 6.ウィ・フリー・キングス 7.ユー・ディド・イット,ユー・ディド・イット 8.サム・カインド・オブ・ラヴ 9.マイ・ディライト 10.ブルース・フォー・アリス(別テイク) 11.スプリング・ウィル・ビー・ア・リトル・レイト・ディス・イヤー
Recorded at Nola Penthouse Studios,NYC on 16 Aug 1961
盲目のマルチ・リード奏者ローランド・カークの1961年の録音で、初期のカークの姿がここにある。昔は生々しさと騒がしさがカークのイメージだったが、こうして時代を経て聴き返してみると、リード楽器の音色がカークのヴォーカルのように聴こえてくる。
レディ・フォー・フレディ/フレディ・ハバード(Blue Note・4085)
1.アリエティス 2.ウィーヴァー・オブ・ドリームス 3.マリー・アントワネット 4.バードライク 5.クライシス 6.アリエティス(別テイク) 7.マリー・アントワネット(別テイク)
Recorded at the Van Gelder Studio on 21 Aug 1961
ハバードとショーターの記念すべき出会いを記録した1961年録音。ジャズには珍しいバリトン音域楽器ユーフォニウムを加えた3管が、絶妙のアンサンブルを示す。両者のソロも熱く展開。
FREDDIE HUBBARD(tp)(フレディー・ハバード)・BERNARD McKINNEY(euph)(バーナード・マッキニー)・WAYNE SHORTER(ts)(ウェイン・シューター)・McCOY TYNER(p)(マッコイ・タイナー)・ART DAVIS(b)(アート・デイヴィス)・ELVIN JONES(ds)(エルビン・ジョーンズ)
マックス・ローチ/イッツ・タイム(Impulse!)
1 イッツ・タイム 2 アナザー・ヴァレー 3 サンデイ・アフタヌーン 4 リヴィング・ルーム 5 ザ・プロフィット 6 ロンサム・ラヴァー
Recorded at Fine Recording Ballroom Studio A, NY on 15,26,27 Feb 1962
モダン・ドラミングの確立者マックス・ローチが、16人編成の混成コーラスを伴い、怒涛の如くサウンドを鼓舞する野心作。公民権運動に身を投じていた時代のローチが残した『ウィ・インシスト』と並ぶプロパガンダ・アルバムの傑作。“時は来たれり”と題されたタイトル曲で、激しくブロウするクリフ・ジョーダンや、ドラマティックなコーラスを煽動するドラム・ソロが凄まじい。アビー・リンカーンのパフォーマンスも説得力を持つ。
MAX ROACH(ds)(マックス・ローチ)・RICHARD WILLIAMS(tp)(リチャード・ウイリアムス)・JULIAN PRIESTER(tb)(ジュリアン・プリースター)・CLIFF JORDAN(ts)(クリフ・ジョーダン)・MAL WALDRON(p)(マル・ウォルドロン)・ART DAVIS(b)(アート・デイヴィス)・ABBEY LINCOLN(vo)(アビー・リンカーン)