GERALD JOSEPH "GERRY" MULLIGAN(ジェリー・マリガン) - 東京ジャズクラブ346 - TOKYO JAZZ CLUB 346 -

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GERALD JOSEPH "GERRY" MULLIGAN(ジェリー・マリガン)

Jazz Artist > Saxphone
ニューヨーク生まれ (1927.4.6~1996.1.20)
ジェリー・マリガンは永年ハリー・カーネイの独断場であったバリトン・サックスの伝統を打ち破り、モダン・バリトン奏法を確立した改革者である。ジェリー・マリガンはこの楽器の厚みを感じさせつつ、重苦しいサウンドを軽やかでドライな音色に変え、寛いだムードさえ生み出した。
また、1952年以降チェット・ベイカーとピアノレス・カルテットを結成し、対位法的なアンサンブルで大きな成果を挙げ、ウエスト・コースト・ジャズを盛り上げた。
1.ムーヴ 2.ジェル 3.ムーン・ドリームス 4.ミロのヴィーナス 5.バドウ 6.デセプション 7.ゴッドチャイルド 8.パブリシティ 9.ロッカー 10.イスラエル 11.ルージュ
Recorded at NYC on 21 Jan & 22 Apr 1949,9 Mar 1950
ギル・エヴァンスやジェリー・マリガンら、有能なアレンジャーとの入念な打ち合わせの末、バリトン・サックスやフレンチ・ホルン、チューバを含む9重奏団の演奏を録音した。熱いアドリブ合戦に対抗して「クール」と称された本作は、関係者の間で大変な話題となった。商業的には振るわなかったものの、このサウンドは直後に盛りあがった50年代のウェストコースト・ジャズなど、のちのジャズ史に多大なる影響を及ぼした。
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