SARAH LOIS VAUGHAN(サラ・ヴォーン)
Jazz Artist > Vocal
ニュージャージー州生まれ (1924.3.27~1990.4.3)
ジャズ・ボーカル史上におけるサラ・ヴォーンの位置づけは、モダン・ジャズ界の産んだ最初にして最高の歌手といえる。天性の情感に富んだ、豊かで幅広い声域に加え、それを巧みにコントロールして歌うモダンで流麗、かつ緻密なフレージングとディクションを駆使し、まるでサックスのように歌う見事なアドリブを綴っていく完璧なスタイルを創り上げた。
サラ・ヴォーン・ウィズ・クリフォード・ブラウン(Mercury)
1.バードランドの子守歌 2.エイプリル・イン・パリ 3.ヒーズ・マイ・ガイ 4.ジム 5.ユーアー・ノット・ザ・カインド 6.エンブレイサブル・ユー 7.アイム・グラッド・ゼア・イズ・ユー 8.セプテンバー・ソング 9.イッツ・クレイジー 10.バードランドの子守歌(別テイク)
Recorded at NYC on 16 & 18 Dec 1954
ホリデイ、エラと並び人気の高いジャズ・ヴォーカル界の歌姫と、若き天才クリフォード・ブラウンの一期一会を収めた作品。サラの貫禄たっぷりのヴォーカルも聴きごたえ満点。
SARAH VAUGHAN(vo)(サラ・ヴォーン)・CLIFFORD BROWN(tp)(クリフォード・ブラウン)・HERBIE MANN(fl)(ハービー・マン)・JIMMY JONES(p)(ジミー・ジョーンズ)・ROY HAYNES(ds)(ロイ・ヘインズ)・etc
アット・ミスター・ケリーズ/サラ・ヴォーン(Mercury)
1.九月の雨 2.柳はないている 3.ジャスト・ワン・オブ・ゾーズ・シングズ 4.ビー・エニシング・バット・ダーリン・ビー・マイン 5.ザウ・スウェル 6.星へのきざはし 7.ハニーサックル・ローズ 8.ジャスト・ア・ジゴロ 9.ハウ・ハイ・ザ・ムーン 10.ドリーム 11.手紙でも書こう 12.イッツ・ゴット・トゥ・ビー・ラヴ 13.アローン 14.イフ・ジス・イズント・ラヴ 15.エンブレイサブル・ユー 16.ラッキー・イン・ラヴ 17.ダンシング・イン・ザ・ダーク 18.プア・バタフライ 19.サムタイムズ・アイム・ハッピー 20.水辺にたたずみ
Recorded at "Mister Kelly's",Chicago on 6 Aug 1957
ロイ・ヘインズ、リチャード・デイヴィス、ジミー・ジョーンズという強力トリオを従えた、ライヴ録音作品。アット・ホームな雰囲気で、スウィングするジャズの楽しさに満ちあふれた時間が楽しめる。
SARAH VAUGHAN(vo)(サラ・ヴォーン)・JIMMY JONES(p)(ジミー・ジョーンズ)・RICHARD DAVIS(b)(リチャード・デイヴィス)・ROY HAYNES(ds)(ロイ・ヘインズ)
1.マイ・フェイヴァリット・シングス 2.さようならを言う度に 3.ワンダー・ホワイ 4.イージー・トゥ・ラヴ 5.ソフィスティケイテッド・レディ 6.グレイト・デイ 7.イル・ウィンド 8.楽しい恋なら 9.イン・ア・センチメンタル・ムード 10.ヴァニティ 11.スルー・ジ・イヤーズ
Recorded at RKO-Pathe Studio,NY on 1 Sep 1961
「ジャズ・ヴォーカルの女王」サラ・ヴォーンが全盛時代に残した代表作。モダン・ジャズ・ヴォーカルの歌唱スタイルを確立したサラ・ヴォーンの30代半ばの名曲名唱集だ。ギターのマンデル・ロウ、ベースのジョージ・デュヴィヴィエのみのシンプルな伴奏を得て、円熟の境に差し掛かるディープなヴォーカルを聴かせている。
1.時さえ忘れて 2.ザッツ・オール 3.枯葉 4.ラヴ・ダンス 5.ジ・アイランド 6.シーズンズ 7.イン・ラヴ・イン・ヴェイン 8.ユー・アー・トゥー・ビューティフル
Recorded at Hollywood on 1&2 Mar 1982
当時円熟の境地にあった女王サラによる、70年代ジャズ・ヴォーカル・アルバムの金字塔。全編スキャットで歌いきったタイトル曲がなんといっても圧巻。
SARAH VAUGHAN(vo)(サラ・ヴォーン)・ROLAND HANNA(p)(ローランド・ハンナ)・JOE PASS(g)(ジョー・パス)・ANDREW SIMPKINS(b)(アンドリュー・シンプキンス)・HAROLD JONES(ds)(ハロルド・ジョーンズ)