April In Paris(エイプリル・イン・パリ/パリの四月)
Jazz Standard
E.Y.ハーバーグ作詞、ヴァーノン・デューク作曲による1932年の作品。同年のレヴュー「ウォーク・ア・リトル・ファースター」のために書かれた。作詞を担当したハーバーグは当時パリに行ったことはなく、そのためパリに詳しいデュークが先に曲を作り、それを受けてパリを想像しながら詞を書いたというエピソードが残されている。
作 詞:E.Y.ハーバーグ
作 曲:ヴァーノン・デューク
発表年:1932
オリジナル:レヴュー/ウォーク・ア・リトル・ファースター
パリの四月/カウント・ベイシー(Verve)
1.エイプリル・イン・パリ 2.コーナー・ポケット 3.ディドン・ユー 4.スウィーティ・ケイクス 5.マジック 6.シャイニー・ストッキングス 7.ホワット・アム・アイ・ヒア・フォー 8.ミジェッツ 9.マンボ・イン 10.ディナー・ウィズ・フレンズ
Recorded at NYC on 26 Jul 1955,on 4 & 5 Jan 1956
カウント・ベイシー楽団、ひいてはビッグ・バンド・サウンドの醍醐味が十二分に堪能できる作品。タイトル曲をはじめ「シャイニー・ストッキングス」「コーナー・ポケット」など代表曲のドライヴ感も心地よい。
ジャズ・ジャイアント/バド・パウエル(Verve)
1.テンパス・フュージット 2.セリア 3.チェロキー 4.アイル・キープ・ラヴィング・ユー 5.ストリクトリー・コンフィデンシャル 6.オール・ゴッズ・チルン・ガット・リズム 7.ソー・ソーリー・プリーズ 8.ゲット・ハッピー 9.サムタイムズ・アイム・ハッピー 10.スウィート・ジョージア・ブラウン 11.イエスタデイズ 12.エイプリル・イン・パリ 13.身も心も
Recorded at NYC on Feb 1949,Feb 1950
1949年と1950年に録音されたセッションの模様を収録した1枚。まさにタイトル通りジャズ・ジャイアント、バドの魅力あふれるスウィング感満載の1枚。ドライヴするナンバーばかりだ。
1.キャラバン 2.パリの四月 3.チェロキー 4.グッドバイ 5.ニュー・オリンズ 6.スーン・オール・ウィル・ノウ 7.フォギー・ディ 8.ザ・ソング・イズ・ユー 9.メモリーズ・オブ・ユー 10.イン・ジ・アフターグロウ 11.枯葉 12.チェロキー
Recorded at RCA Studio A,NYC 29,30 May & 24,25 Sep 1986
学究肌の名人道を行く技術と頭脳によるゆきわたった間違いのない逸品。洗練などというより,もっともコンテンポラリーな姿というべきだ。落ちつきはらったりしていない,スリルあるゆったりとした流れにうっとりだ。
セロニアス・ヒムセルフ/セロニアス・モンク(Riverside)
1.パリの四月 2.ゴースト・オブ・ア・チャンス 3.ファンクショナル 4.センチになって 5.アイ・シュッド・ケア 6.ラウンド・ミッドナイト 7.オール・アローン 8.モンクス・ムード 9.ラウンド・ミッドナイト (イン・プログレス)
Recorded at NYC on 12 Apr 1957(2,5,6,9),16 Apr 1957(1,3,4,7,8)
ジャズ史上燦然たる輝きを放つ孤高のピアノ詩人、モンクが一曲を除きソロ・ピアノによってつづったモンク芸術のすべて!
サラ・ヴォーン・ウィズ・クリフォード・ブラウン(Mercury)
1.バードランドの子守歌 2.エイプリル・イン・パリ 3.ヒーズ・マイ・ガイ 4.ジム 5.ユーアー・ノット・ザ・カインド 6.エンブレイサブル・ユー 7.アイム・グラッド・ゼア・イズ・ユー 8.セプテンバー・ソング 9.イッツ・クレイジー 10.バードランドの子守歌(別テイク)
Recorded at NYC on 16 & 18 Dec 1954
ホリデイ、エラと並び人気の高いジャズ・ヴォーカル界の歌姫と、若き天才クリフォード・ブラウンの一期一会を収めた作品。サラの貫禄たっぷりのヴォーカルも聴きごたえ満点。
SARAH VAUGHAN(vo)(サラ・ヴォーン)・CLIFFORD BROWN(tp)(クリフォード・ブラウン)・HERBIE MANN(fl)(ハービー・マン)・JIMMY JONES(p)(ジミー・ジョーンズ)・ROY HAYNES(ds)(ロイ・ヘインズ)・etc
ザ・マグニフィセント/サド・ジョーンズ(Blue Note・1527)
1.パリの四月 2.ビリー・ドゥー 3.イフ・アイ・ラヴ・アゲイン 4.イフ・サムワン・ハッド・トールド・ミー 5.シーディア
Recorded at the Van Gelder Studio on 14 Jul 1956
サド・ジョーンズの晩年の大活躍にかすんで、彼のトランペット・プレーヤーとしての音をわれわれファンは忘れかけていたが、バリバリの現役だった彼の30代初期のアルバムが届いた。精密に計算されたアルバムで、後年の大リーダーたる資質が汲みとれる。
"THAD" JONES(tp)(サド・ジョーンズ)・BILLY MITCHELL(ts)(ビリー・ミッチェル)・BARRY HARRIS(p)(バリー・ハリス)・PERCY HEATH(b)(パーシー・ヒース)・MAX ROACH(ds)(マックス・ローチ)