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BLUE NOTE(ブルーノート)1581-1590

Jazz Label > BLUE NOTE(ブルーノート)
圧倒的存在感に打ちのめされる。
1500番台」の1番の特徴は音が「黒い」ということである。東海岸でハード・バップが勃興した1950年代半ばから後半にかけて、ニューヨークを拠点に活動していたことからも当然ではあるが、アルフレッド・ライオンがより「黒く」録ったことが反映している。2番目の特徴はトータル・プロデュースが優れているということである。アルフレッド・ライオンの考えを徹底するために、練習の場、レコーディング、パッケージングを行っているということである。
中音域を重視した迫力満点のブルーノート・サウンドをお楽しみください。

1501-1510    1511-1520    1521-1530
1531-1540    1541-1550    1551-1560
1561-1570    1571-1580    1591-1600
1.オールド・デヴィル・ムーン 2.朝日のようにさわやかに 3.ストライヴァーズ・ロウ 4.ソニームーン・フォー・トゥー 5.チュニジアの夜 6.言い出しかねて
Recorded at "Village Vanguard",NYC on 3 Nov 1957
名門「ヴィレッジ・ヴァンガード」が初めてライヴ・レコーディングの場を提供したのが本作。と同時に、テナー・サックスの巨人ソニー・ロリンズが自分のコンボを率いて聴衆の前に姿を現し、彼にとって初となるライヴ・アルバムのレコーディングをおこなった作品でもある。57年3月に録音された本作は、テナー・サックス、ベース、ドラムというシンプルな編成ながら、迫力とスリルと熱気を充分に満喫できる分厚い演奏が繰り広げられる好盤。
1.ラコニア 2.ソウル・ロー・ブルース 3.クリフ・クラフト 4.コンファメーション 5.ソフィスティケイテッド・レディ 6.アンソロポロジー
Recorded at the Van Gelder Studio on 10 Nov 1957
いかにもジャズ・ファンが好みそうな面子が揃った、クリフ・ジョーダン57年のリーダー作。トランペットとテナー・サックスの2管による典型的なハード・バップ・サウンドに好感が持てる。ブルーノートらしい整ったアルバム構成。味わい深さも一級品。
1.リトル・メッセンジャー 2.クァントレイル 3.ジニー 4.カーヴォン 5.トゥー・クォーターズ・オブ・ア・マイル 6.イッツ・トゥー・レイト・ナウ
Recorded at the Van Gelder Studio on 1 Dec 1957
ハード・バップ時代の典型的な演奏が聴ける1枚。フラーとファーマーは後にジャズテットを結成することになるが、その先駆的な演奏がこの作品からは楽しめる。クラークの参加もファンにとっては嬉しいところだ。いかにもブルーノートらしい名盤。
1.ブラウニーに捧ぐ 2.ブリルズ・ブルース 3.アンデ 4.スターダスト 5.サウス・サイド 6.ヴァルズ・ブルース
Recorded at the Van Gelder Studio on 4 & 9 Feb 1958
50年代後半のわずかな期間だけ活躍。その後は音楽教師の道を選んだスミス。このアルバムは、トランジション・レーベルに録音されながら、ブルーノートから発表された初リーダー作。アダレイはじめ豪華な顔ぶれを相手に、気合いの入った演奏を聴かせる。
1.アフター・アワーズ 2.マイ・ファニー・ヴァレンタイン 3.スライトリー・モンキッシュ 4.ローラ
Recorded at the Small Paradise on 15 Nov 1957
グルーヴ・マスターの初期作。自己のトリオによるハーレムのクラブ「スモール・パラダイス」でのギグを収録。オルガン・ジャズ発祥の地とも言える本場でのギグは、やはり独自の空気感と共にスミスの熱狂を迎える。バレル風のギター奏者エディにも注目。
1.イマジネーション 2.ジャスト・フレンズ 3.ラヴァー・マン 4.ボディ・アンド・ソウル 5.インディアナ
Recorded at the Small Paradise on 15 Nov 1957
ハーレムの高級ジャズ・クラブだった「スモール・パラダイス」でライヴ・レコーディングされた、ジミー・スミスのアットホームなセッション・アルバムの第2弾。ギター、オルガン、ドラムというトリオで、ブルースをたっぷりと聴かせてくれている。
1.アイ・ラヴ・ユー 2.メルバズ・ムード 3.ジャスト・フレンズ 4.ユーア・マイン・ユー 5.ベニー・プレイズ・ザ・ブルース 6.グリーン・ストリート
Recorded at the Van Gelder Studio on 23 Mar 1958
スウィンギーなプレイと渋さが持ち味のトロンボーン奏者グリーンが、似たようなタイプのラウズと組んだ2管編成の好盤。全編リラックスした演奏が展開され、ジャズの楽しさが再認識できる。
1.クール・ストラッティン 2.ブルー・マイナー 3.シッピン・アット・ベルズ 4.ディープ・ナイト
Recorded at Rudy Van Gelder Studio on 5 Jan 1958
覚えやすいメロディのタイトル曲で聴く者の心をぐっとつかみ、マイナー・ムードの<2>でダメ押し。アート・ファーマー&ジャッキー・マクリーンをフロントとする2管クインテットは、ハード・バップ時代の王道といえる編成。そして、そのマクリーンの泣きのアルトが情感たっぷりで、これまた素晴らしい。
1.ジ・アウトロー 2.メランコリー・ムード 3.ピラミッド 4.ムーン・レイズ 5.サファリ 6.イル・ウインド
Recorded at the Van Gelder Studio on 13 Jan 1958
50年代、ファンキー・ジャズの創始者の1人として一世を風靡した彼。その活躍のさなか、タイトルどおり新しい試みに取り組んだ意欲作。
1.キャンディ 2.シンス・アイ・フェル・フォー・ユー 3.C.T.A. 4.オール・ザ・ウェイ 5.フー・ドゥ・ユー・ラヴ・アイ・ホープ 6.パーソナリティ
Recorded at Rudy Van Gelder Studio ob 18 Nov 1957 & 2 Feb 1958
ピアノ・トリオをバックにしたアルバム、いわゆるワン・ホーン・カルテット作は本作が唯一。サックスの場合ならごく当たり前の編成であるワン・ホーン・カルテット。しかしトランペットの場合は楽器の性格上、ずっと一人で吹き続けるのは負担が大きいとあって、特殊なフォーマットといえる。それだけに、このアルバムは昔から人気がある。ピアノがソニー・クラークだという点も人気の秘密だ。

1501-1510    1511-1520    1521-1530
1531-1540    1541-1550    1551-1560
1561-1570    1571-1580    1591-1600
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