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BLUE NOTE(ブルーノート)1591-1600

Jazz Label > BLUE NOTE(ブルーノート)
圧倒的存在感に打ちのめされる。
1500番台」の1番の特徴は音が「黒い」ということである。東海岸でハード・バップが勃興した1950年代半ばから後半にかけて、ニューヨークを拠点に活動していたことからも当然ではあるが、アルフレッド・ライオンがより「黒く」録ったことが反映している。2番目の特徴はトータル・プロデュースが優れているということである。アルフレッド・ライオンの考えを徹底するために、練習の場、レコーディング、パッケージングを行っているということである。
中音域を重視した迫力満点のブルーノート・サウンドをお楽しみください。

1501-1510    1511-1520    1521-1530
1531-1540    1541-1550    1551-1560
1561-1570    1571-1580    1581-1590
1.スプートニク 2.デューイ・スクエア 3.ストローリン・イン 4.グルーヴィン・ハイ
Recorded at the Van Gelder Studio on 15 Dec 1957
旧ソ連が人工衛星スプートニクを打ち上げて米国は大ショック。①はそれを面白がったのか。また,この57年はリトル・ロック事件も勃発した。ジャズメンもいやが上にも高揚する精神のあらわれをこの作品は記録している。3管編成の全員が力演をみせる。
1.ロイヤル・フラッシュ 2.ラヴァー 3.マイナー・ミーティング 4.イースタン・インシデント 5.リトル・ソニー
Recorded at Rudy Van Gelder Studio on 8 Dec 1957 & 5 Jan 1958
当初レコード番号まで決定していながら発表されなかったアルバム。最初の2曲はあの人気盤『クール・ストラッティン』と同じ時のセッション。後半3曲はクリフォード・ジョーダン、ケニー・バレルが参加した録音。これぞハード・バップという熱演集。
1.ブルース・ウォーク 2.ムーヴ 3.ザ・マスカレード・イズ・オーヴァー 4.プレイ・イン 5.オータム・ノクターン 6.コーリン・オール・キャッツ
Recorded at the Van Gelder Studio on 28 Jul 1958
ブルージーで黒人特有の雰囲気が漂うスタイリスト、LDがワン・ホーンで吹き込んだ人気作。パーカッションの参加がソウルフルな魅力を一層味わい深いものにしている。特に代表曲①やユーモラスなコンガが堪能できる④がおすすめ。
1.スミスヴィル 2.ウェトゥ 3.エンブレイサブル・ユー 4.ゼア・ウィル・ネヴァー・ビー・アナザー・ユー 5.レイター
Recorded at the Van Gelder Studio on 30 Mar 1958
ソニー・クラーク・トリオを得て,流麗なスタイルがより魅力的に。バラードの「エンブレイサブル・ユー」をはじめ、各々の個性が程よく調和された心地よいアルバム。
1.枯葉 2.ラヴ・フォー・セール 3.サムシン・エルス 4.ワン・フォー・ダディ・オー 5.ダンシング・イン・ザ・ダーク
Redorded at Rudy Van Gelder Studio on 9 Mar 1958
この一作だけでシャンソンの名曲「枯葉」がジャズ・スタンダードになってしまった。
1.イエス・ベイビー 2.スコッチ・ブルース 3.ニューヨークの秋 4.キャラヴァン
Recorded at Manhattan Towers on 14 May 1958
ケニー・バレルのブルーノート時代の名作。アーシーな3管のフロントとともに、バレルのブルージーなソロがたっぷりとフィーチャーされている。彼の魅力が最もよく出ているアルバムのひとつだといえるだろう。ちなみにジャケットはアンディ・ウォーホル。
1.ロック・ソルト 2.ザ・マン・アイ・ラヴ 3.チャッキン 4.フィナッピ
Recorded at Manhattan Towers on 14 May 1958
異色な顔触れによるジャム・セッションの第2集で、1集とはまた違ったバレルの魅力がうかがえるはず。中でも「ロック・ソールト」がお奨め。アンディ・ウォーホルのデザインによるジャケもよし。
1.バスター・ライズ・アゲイン 2.サブ・シティ 3.タイム・ウェイツ 4.マーマレード 5.モノポリー 6.ジョンズ・アビー 7.ドライ・ソウル 8.サブ・シティ(別テイク)
Recorded at the Van Gelder Studio on 24 May 1958
オリジナル・ライナーノーツには、どの曲もテーマ以外は即興で演奏されたとある。この時代のセッションでは特にめずらしいことではないが、彼らの演奏に対する即応性、センス、フレキシビリティの高さはやはり驚嘆に値する。
1.ソウル・スターリン 2.ウィ・ワナ・クック 3.ザッツ・オール 4.ララバイ・オブ・ザ・ドゥームド 5.B.G.マンボ 6.ブラック・パール 7.ソウル・スターリン(モノ・テイク)
Recorded at the Van Gelder Studio on 28 Apr 1958
芸術的トロンボーン奏者,ベニー・グリーンのオリジナリティを堪能できる1枚。スタンダード曲③以外はすべてオリジナル曲。ルーズでブルージーな①やラテン風オリジナルの④、メロディックな⑤というようにベニーの想像性と豊かな才能が発揮されている作品。
1.テンダリー 2.ウィロー・ウィープ・フォー・ミー 3.ボス・サイズ 4.ブルー・ベルズ 5.イッツ・ナイス 6.ゴーイン・ホーム 7.ウッドゥン・ユー 8.オー・ソレ・ミオ
Recorded at the Van Gelder Studio on 16 & 28 Sep 1958
モダン・ジャズの最盛期,ファンキーでもあるが驚くほど普通にスウィングすることで成功したピアノ・トリオのデビュー作。実質上のリーダーはジーン・ハリス(③~⑥を作曲)。時代の流れに乗らなかったカクテル・ピアノ風世界は、今も超時代的に楽しい。

1501-1510    1511-1520    1521-1530
1531-1540    1541-1550    1551-1560
1561-1570    1571-1580    1581-1590
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